では、トラックジャケットと花柄スカート、春夏ブーツでどこへ行くのがいいでしょうか。一番似合うのはライブや野外フェス。 　ヴァージル・アブローはカニエ・ウエストのクリエイティブディレクターなわけですから、オフホワイト流のスタイリングは音楽との相性が抜群にいいのです。カジュアルだけれども、ちょっとおしゃれをしていきたい場に、ストリートウエアテイストのファッションはうってつけでしょう。 　そのほかにも、公園や街歩きなど、日常のどんな活動のシーンにも、活動的で、かつ機能的なストリートウエアはマッチします。 　子供っぽくなりたくない場合は、ブーツやバッグのクオリティを上げて、ストリートキッズたちと同じにならないように。そして、ラッパーでないのなら、くれぐれも本気のラッパーに見えないように注意しましょう。ですから、ゴールドのアクセサリーをじゃらじゃらつけるのはご法度です。 「オフホワイト」のようにストリートウエアをデザインソースとするブランドは、新しいシルエットやアイテムだけではなく、新しいスタイリングも提案します。もとがストリートウエアなだけに、真似するのが簡単なスタイリングも多いです。

Off-White Tokyoさん(@off____white____tokyo)がシェアした投稿 – 5月 1, 2017 at 2:36午前 PDT

　これからも影響力がどんどん増していくと思われる「オフホワイト」。カジュアルなスタイルが好きな方は、「オフホワイト」のコレクションをチェックして、新しいスタイリングを取り入れてみるといいのではないでしょうか。 ＜TEXT／小林直子＞ ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【小林直子】 ファッション・ブロガー。大手ブランドのパターンナー、大手アパレルの企画室を経て独立。現在、ファッション・レッスンなどの開催や、ブログ『誰も教えてくれなかったおしゃれのルール』などで活躍中。新刊『わたし史上最高のおしゃれになる！』は発売即重版に