Beauty

レースのランジェリーを部屋着にする、ひそかな愉しみ方/セリーヌに学ぶ

モードをリアルに着る! Vol.14/小林直子】

 先日、セリーヌのクリエイティブディレクターのフィービー・ファイロは、セリーヌを去ることを発表しました。

フィービーのセリーヌは人気急上昇



 フィービーが入る前のセリーヌは、どちらかというと、これといってデザインに特徴のない、レディライクなデザインを得意とするブランドで、今思いだそうとしてみても、どんなものだったのか、さっぱり何も思いだせないほど印象の薄いブランドでした。

ラゲージ マイクロ / ベビーグレインドカーフスキン (マルチカラー)

セリーヌ「ラゲージ マイクロ / ベビーグレインドカーフスキン 」(マルチカラー)

 ところがフィービーがクリエイティブディレクターに就任してから、一気にセリーヌの人気は上昇。街でセリーヌのアイコンバッグである「ラゲージ」や「トリオ」を持っている人を多く見かけるようになりました。

トリオ ラージ / スムースラムスキン

セリーヌ「トリオ ラージ / スムースラムスキン 」

 そんなフィービーのセリーヌが一貫して提案してきたのは、自由で独立した女性像。男に媚びる要素が一切なしの、ハンサムな女性のためのスーツやコート、ドレスでした。

 男に媚びないけれども、だからといって、女性らしさを捨てたというわけではありません。女性しか着られないもの、自分が愉しむための女性のための衣装の提案はいつでも何かしらありました。

今年の春コレクションではランジェリールックを発表



 2018年のリゾートコレクションでフィービーが提案してきたのは繊細なレースがついたスリップドレス。これぞ女性しか着ないものです(男性は通常着ませんが、着てみたい方はどうぞ)。

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 2018年リゾートコレクションでは、セリーヌのほかに、ヴェルサーチにも、またプラダなどでもランジェリールックは発表されています。特にスリップドレスは、周期的にコレクションで発表されるものです。しかし、このランジェリールック、日本ではやったためしはありません。

日本で流行しない理由は着ていく場所がないから



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 理由は、日本ではこのスリップドレスを着ていく場所がないこと、また街で着たり、このまま電車に乗ったりするには適さないということなどでしょう。とにかく需要がありませんから、日本のナショナルブランドで作られるということもあまりありません。けれども多くの女性がこんなシルクに繊細なレースのついたドレスを一度ぐらいは着てみたいと思っているのではないでしょうか。

 別にセリーヌではなくても、シルクの高級なランジェリーはいろいろ売っています。セリーヌほど高価ではなく、かといってデザイン的に遜色(そんしょく)もなく、部屋着になるような、そんな外着と内着の中間としてのランジェリールックのドレスやキャミソールは、ランジェリーショップを探せば手に入れることができるでしょう。

 ではそんな外着と内着の中間としてのスリップドレスやキャミソールをいつ着ようかという問題です。

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スリップドレスやキャミソールをいつ着る?

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