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男性はなぜ顔や口内に出したがるの?気持ち悪い…|性活相談

彼が「お母さんに甘えたい子ども」の場合

 ユキさんが嫌がっているのをわかっているにもかかわらず、その行為を続けているのは、ユキさんの“好き”を試しているという可能性があります。小さい子が、好きな相手にする意地悪とは違い、大好きなお母さんに甘えるわがままの方です。  ユキさんも「好きな人のために我慢してあげている」とおっしゃっていましたが、彼は、AVを見てそれらの行為が当たり前だと思い込んでいるというのもありますが、セックスは好きな人に体を捧げる行為と思い込んでいるのかもしれません。俺のことが好きなら、俺の分身である精液を嫌がるわけないだろう、体を差し出せ、と。  だったら、精液は嫌がられているけど、自分そのものを嫌がられているわけではないとわからせてあげればいいのです。心の深いところでつながり、愛おしいという気持ちで包み合えれば、イク瞬間に体が離れるのが寂しくなり、最後までくっついていたいとなるはずです。 心の深いところでつながったセックス 愛と夢で出来たディズニーみたいなオチでリアリティがないと思われたかもしれませんが、心でつながったセックスの時は、冷静になる賢者タイムが男にもやってきません。そういうセックスがあります。彼がその気持ちよさを知ってくれればいいのです。脳で感じる気持ちよさではなく、心が満たされる気持ちよさです。  ただし、どんなセックスを知っても、性癖そのものはなかなか変わりません。たまに脳の気持ちよさを求めることがあるでしょう。そんな時は、ユキさんの本意ではないでしょうが諦めて、彼にそういったプレイができるお店に行ってもらうのがいいと思うんです。え、それはイヤ? だとしたら、ユキさんもセックスは好きな人とだけするものだと洗脳されちゃってるのかもしれませんね。
森林原人さん

森林原人さん

<TEXT/森林原人> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【性活相談者を募集!】 森林原人さんに悩みを相談したい方は、こちらのお問い合わせフォーム(https://joshi-spa.jp/inquiry)まで、お名前はハンドルネームまたは匿名希望、題名の冒頭に【性活相談】を入れ、お送りください。 ※相談内容の一部を変えて取り上げさせていただく場合がございます。
森林原人
1979年生まれ。1999年にAV男優デビュー。出演本数1万本。経験人数9千人。セックスの虜になり道を踏み外したと思われているが、本人は生きる道を見つけられたとむしろ感謝している。著書に『イケるSEX』(扶桑社)、『セックスお悩み相談室』(扶桑社)他。性と向き合い、性を知り、性を楽しむためのサイト「リビドーリブ」とYouTubeチャンネル「森林原人YouTube」を運営。★Twitter(@AVmoribayashi)/★Instagram(@genjin_moribayashi_1979
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イケるSEX

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