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グッチの“生首ファッションショー”をアルマーニが批判!「やりすぎの演出」

 先週開催されたミラノコレクションでのグッチのショーが話題となっている。グッチが発表した2018秋冬コレクションでは、モデルがドラゴンのフィギュアや生首を抱えてランウェイを歩くといった、ややグロテスクな演出が目立つショーとなった。

 このショーをめぐっては賛否両論の声が聞かれるが、まずは大反響となった今回のグッチのショーの一部をご覧いただきたい(音声あり)。

⇒【YouTube】はコチラ Gucci Fall Winter 2018 Fashion Show: Short Edit http://youtu.be/z7rWJoI3N3Q


 今回のショーは、病院の手術室に似せたステージで催され、グリーンの壁に待合室を彷彿させるプラスチック製の椅子、天井からは手術室で使用される照明が取り付けられていた。

 また招待客には、ショーまでの日程をカウントダウンするタイマーと「子供には不適切な内容が含まれる」という注意書きが記された招待状が、医療用のごみ袋に似せた袋に入れられて事前に送られてきていたという。

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あのアルマーニが過激な演出に不快感。グッチの意図は?



 このなんとも摩訶不思議なコレクションを「行き過ぎ」と批判したのは、モード界の帝王ジョルジオ・アルマーニ(83)。グッチのショーは、演出過多であり、重要なのは服自体に語らせることだと不満をもらしている。

ジョルジオ・アルマーニ

ジョルジオ・アルマーニ

 グッチや同ブランドのクリエイティブ・ディレクターであるアレッサンドロ・ミケーレを名指しこそしなかったものの、WWDとのインタビューにてアルマーニはこう述べている。

「こういったことには加担したくないね。ファッションとはメディアにそのブランドを語らせるようではならない。我々は変化し、楽しませなくてはいけない。やりすぎの演出抜きでね。それはあまりにも安易なことだから」

「私は消費者たちを騙そうと思ったことは一度もない。私がランウェイのショーで見せるものは、すなわち店頭で顧客の方々が見つけられるものだからね」


 一方、アレッサンドロは以前、ミラノでの同ブランドのショーはアメリカの学者ダナ・ハラウェイが1984年に発表したエッセイ『サイボーグ宣言』にインスパイアされたとして、ファッションとは売ることだけが全てではないと語っていた。

「ファッションを単にビジネスを生む何かだと制限することは、あまりにも安易なことだ」

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 モデルが自身を模した生首を抱える演出については、自分と言うものを容認し、頭と思考について気を配るというコンセプトに基づいていると説明していた。

 ショーの後、アレッサンドロは「我々の仕事は外科医のそれと同じです。手術台の上で切り、縫合し、実験するのです」と話している。

 シンプルかつスタイリッシュにファッションを表現したアルマーニと、独特の世界観やメッセージを盛り込んだ演出をしたアレッサンドロ。どちらもそれぞれのブランドが持つ個性が出ていて良い気がするのだが…皆さんはどう思われただろうか?

<TEXT/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>

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