お腹が空いて眠れない夜はコレ食べて!太らない2選<森拓郎さん考案>
働き盛りの女性にありがちなのが、帰宅が毎晩遅くて自炊ができないという悩み。いけないとわかっていても、夕食はいつもコンビニ食…だって、疲労困憊の身体ですべて手作り、30品目食べましょう、なんて到底無理な話です!
『オトナ女子のためのヤセるレシピ』は、多種多様な女性のライフスタイルによりそった本。運動指導者である著者の森拓郎氏が、女性の悩みを分析し、簡単に作れてバリエーションも豊富なレシピを考案しました。
そう、ダイエットの最大の壁「結局何を食べたらいいのかわからない」というストレスを、見事に解決してくれたのです。
「私もコンビニ食だけど、ダイエット中だからヘルシーなサラダチキンにナッツだもん♪」…こんな日々が続くと、泣きたくなってきませんか?「夜遅く食べると太るから」と帰宅後ベッドに直行してしまう人も要注意。食事を抜くとかえって代謝が落ちて、太ってしまう場合もあるのです。
大事なのは、たんぱく質をしっかり摂取すること。それを満たしてくれる食材は「サバ缶」です! 脂質・糖質過多のコンビニ弁当とはサヨウナラ、明日から使える「お腹も心も満たせるレシピ」をご紹介しましょう。
【材料(2人分)】
サバ缶(水煮)1缶
卵2個
小ねぎ お好みで
(調味料)
しょうゆ、みりん、水 各大さじ1
かつおぶし 3g
片栗粉 小さじ1
【作り方】
1 フライパンにサバ缶をくずして入れ、火にかける。温まったら、調味料を加えて混ぜる。
2 溶き卵を流し込み、フタをして30秒弱火にかけ、火を止めて1分蒸らす。
3 皿に盛りつけ、小ねぎをちらす。
※きのこや玉ねぎを入れても美味しい。
実は、私もサバ缶の魅力に目覚めたひとり。最近では、醤油煮や味噌煮といった定番のものから、カレー味にオリーブオイル漬けといった洒落たものまでありますが、ダイエット中なら水煮のみ! このルールは忘れないでくださいね。
「深夜だけど何か食べたい時」って、他にも色んなケースがありますよね。ダイエット中で夕食を軽めに済ませたら、夜中に空腹で目が覚めてしまった。地獄です。または主婦の方なら、旦那様の晩酌に付き合ったり、子供が寝静まった後にゆっくりテレビを観たり、くつろぎタイムにも「何か一口」が欲しくなるもの。
そんな夜、罪悪感なしでおいしく食べられる優秀食材は「アボカド」です。脂質は多いのですが、糖質を合わせなければ大丈夫だと本書も太鼓判を押しています。
【材料(1人分)】
アボカド1個
カマンベールチーズ 1/6個
はちみつ 小さじ1
こしょう お好みで
【作り方】
1 アボカドを半分に切って種を取り、チーズをのせる。
2 オーブントースターで5分ほど、チーズが溶けるまで焼く。はちみつをかけ、お好みでこしょうをかける。
私も、ほぼ毎晩アボカドを食べています。キムチや納豆と混ぜたり、ギリシャヨーグルトをトッピングしたり。アボカドのパステルグリーンは、食卓を一気に華やかにしてくれるので、料理上手になった気分になるんですよね。
冒頭でもふれましたが、ダイエットの大敵はストレス。そして陥りがちなダイエットの罠が「何を食べたらいいかわからない→食べないほうがいい→リバウンド」という無限のループです。食欲と食事を味方につけて、ダイエットを楽しもうではありませんか。
ローカーボにグルテンフリー、次々に更新されていくダイエットをチェックするのもいいですが、結局はあなたの生活リズムに寄り添った方法が一番です!
<TEXT/森美樹>
⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
「迷ったらとりあえずこれ食べて!」
「サバ缶の卵とじ」の作り方
お腹が空いて眠れない時は「アボカド」を食べましょう!
「はちみつアボカドチーズ」の作り方
森美樹
1970年生まれ。少女小説を7冊刊行したのち休筆。2013年、「朝凪」(改題「まばたきがスイッチ」)で第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)、『母親病』(新潮社)、『神様たち』(光文社)を上梓。Twitter:@morimikixxx