呼吸は、息を吐きながら刺激を与えて、吸うときに力を弱めます。なお、刺激のパターンとしては「押す」「揉む」「ほぐす」「引っ張る」などがあるようでした。
指に続いて、爪揉み。さらに、手のひらや手の甲も順番に刺激していきます。
「手のひらは、真ん中からスタートして親指下の手首ゾーンから“の”の字を書くようにするといいですよ。右手も左と同じ“の”の字の順番になりますね」と先生。

この順番がベストだそう
呼吸を意識して行うので、普通のマッサージよりも体の隅々までがのびやかになっていくのを感じます。
また今回は、人にやってもらったり、やらせていただいたりしたので、手の温もりがまさに「手当」のようで、一層快適に感じられました。呼吸を人と合わせることも、誰かと「つながっている安心感」が得られるのでしょうか。
「指ヨガはいつでもどこでもできますし、何の道具もいりません。ぜひ生活に取り入れて、心地よい時間を過ごしてくださいね」と先生。
翌日は体がとてもすっきりして、健やかな目覚めを実現できました。なによりも手軽で簡単なので、続けてみたいと思います。
<TEXT・PHOTO/にらさわあきこ>
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●かみむら優美子先生プロフィール
龍村式指ヨガインストラクター。マクロビオティック教室・菜食健美主宰。オーガニック生活10年、穀物菜食5年の1児の母。単発の指ヨガ教室を月に数回開催中。今回、私が参加した「かえもん」(浅草)の講座は、毎月1回木曜日と日曜日の午前に開催。
●かえもん https://www.organickaemon.com/event.html