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婚活カーストの恐怖!エロ漫画家・43歳男性「余りものの女性まで冷たい…」

 晩婚化が進む現代、よくメディアでは女性の婚活が取り上げられていますよね。一方、男性の婚活はあまり話題になりませんが…一体どのような活動をしているのでしょうか? 漫画家 斉藤光晴さん(仮名・43歳)の職業は、漫画家。婚活サイトで奥さん探しを始めて2年目になります。見た目は自由な職業なので年の割には若く見えますが…常にラフな服装で、あまりしっかりとした大人の男性に見えないのか、よく職質を受けるんだそう。そんな彼が婚活を始めたきっかけとは…?

風邪で独り寝込んだとき、結婚したくなった

「40歳を過ぎた頃から、よく風邪を引いたり体調を崩すようになってきて…ひとりで寝込んでいると、もの凄く不安な気持ちになってくるんですよ。  何か食べなくちゃ回復出来ないと思って、意識もうろうとしながらいちばん近いコンビニに弁当を買いに行く時に『あぁ…誰かが側に居てくれて、心配してくれたり栄養バランスの良いご飯を作ってくれたらどんなに心強いか…』と泣きそうになってしまって、すぐに婚活サイトに登録したんですよ」  斉藤さんは、とりあえず手当たり次第に色んな女性のプロフィールに「いいね!」をしたんだそう。 「なのに、ほとんどの女性が『いいね!』を返してくれないんですよ! いや~いきなり出鼻をくじかれましたね。別に今すぐ結婚してくれって言っている訳じゃないのに…」
婚活サイト

写真はイメージです。

 婚活サイトを使い始めたばかりの斉藤さんは、お作法やルールがよく分からないので、色々な掲示板を見て回りました。 「すると、なんで僕のプロフィールに『いいね!』がつかないか分かったんですよ。婚活界では人格より学歴が重要視されていて…僕は、高校を出てすぐに某有名漫画家のアシスタントになってしまったので大学に行っていないんですよ。だから、まず大卒の女性からは相手にしてもらえません。  しかも、もうこんな歳になると若い女性からもほとんど相手にしてもらえず、同世代で学歴を気にしない女性にターゲットを絞るしかないなと思いました…」

漫画ファン以外の女性とうまくいかない

 そうして、どうにか数人の女性とメールアドレスを交換する事が出来ましたが…。 「なかなかメールでのやり取りが続かず、たまに食事に行くところまでこぎつけても…僕はずっとゲスい雑誌で実録物の漫画(エロや、犯罪系、裏社会モノなど)ばかり描いてきたので、できる話も偏っていて…初対面の女性が楽しんでくれるような話題がよく分からないんですよね」  斉藤さんは、26歳から漫画家として独り立ちし、30代前半まではアシスタントとして雇った女の子と、とっかえひっかえ付き合っていたんだとか。 婚活男性「アシスタントに応募して来るような子は半分ファンみたいなものだから、もちろん話も合うし、誘えば基本は乗ってくれるしで最高だったんですが…30代後半からデジタル処理が当たり前になり、フォトショ(※Photoshopという画像編集ソフト)があればアシスタントなんて雇わなくても大丈夫な時代になってしまったのが不幸の始まりでした…。それからパッタリ彼女が出来なくなってしまったんです」  そう言って、遠い目をする斉藤さん。
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「僕の漫画を見せたら、女性の目が死んだ」
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