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一橋大卒のイケメン、ハイスペをこじらせ結婚難民に「婚活で低収入のフリしてます」

 女性の婚活に比べて、あまりオープンに語られる機会が少ない「男性の婚活事情」ですが、実は、中には相当の苦労と努力をしている男性も多いようです。 「複数の婚活サイトに登録しつつ、休日は婚活パーティーに単独で出席しまくっている」と語るのは、都内在住の吉宗剛さん(28歳・仮名)。
ハイスペイケメン

写真はイメージです(以下同じ)

 一橋大学卒業、勤務先は超大手商社(年収800万円前後)、顔も今女性に人気の爽やかかつあっさりとした塩顔。……これだけ聞くと、婚活とは無縁どころか、リアルが充実したモテ人生を歩んでいそうな気がしますが、実はハイスペックにも関わらず「1年以上彼女と続いたことがない」「結婚したいと思える女性に出会ったことが一度もない」と。  にわかには信じがたい話ですが、いわゆる“スペック”が高い男性にもそれなりの苦悩があるようです。

「女性は僕の“パッケージ”しか見てくれない」

「正直モテることはモテるんですよ。友人の紹介や合コンでも女性からの誘いや連絡先を渡されることはめちゃくちゃ多いんですが、結婚を強く意識し出す同じ歳くらいの30歳前後の女性は、ぶっちゃけ僕の中身よりも『スペック』と言われるパッケージしか見てくれない。  学生の頃から『顔が好き』『外見がタイプ』とかずっと表面ばかり褒められてきて、結婚適齢期になったらなったで年収や職業など、そこでも外側だけしか見てくれない。中身を見てくれなかったら、正直僕じゃなくてもいいって話じゃないですか。そんな相手と夫婦になって、長年連れ添うなんて考えられません」 婚活男性 どこか“ハイスペックをこじらせた面倒くさい男”臭を感じますが、「中身を見てくれない」というイケメンならではの悩みが、結婚に踏み切れない要因にもなっているとか。 「ゼイタク言うな、リア充爆発しろ」と心のどこかで思いつつも、イケメンならではの苦悩を垣間見た気がします。

ハイスペック過ぎて、女性不信におちいった

「スペックが高い奴なら、俺じゃなくてもいいはず」と語る吉宗さん。実際に、結婚を意識していた女性に何度もキープされ、品定めされた経験も一度や二度ではないといいます。 「高収入の男性しか登録できない、『上級婚活パーティー』などにも参加してみたんですが、ほとんどの女性がさりげなく年収(大体の生涯年収)や家族構成を聞いてくるんです。僕の中ではその時点でアウト。意識の高い婚活イベントに来ている女性ほど、男の『パッケージ』を重要視するので、中身なんて二の次三の次なんですよ」  普段は仕事の忙しさに追われ、プライベートで女性と出会う機会もほとんどないという彼ですが、せっかく友人に女性を紹介してもらってもほとんど恋愛までたどり着かないそうです。 「周りも男として高スペックといわれる奴が多いので、意識が高い男の周りには意識が高い…というか、男のスペックを重視する女性しか集まらないんです。でも僕は女性の見た目や家柄とかよりも、元気で愛嬌があって、弱っているときに背中を叩いてくれるくらいの包容力と人間力がある女性の方がいい。何度も友人に頼むのは自分のプライドや体裁があるので厳しいし、個人でいくら婚活を頑張っても、なかなか理想の女性と出会えないのが現状です」
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完全に女性不信な彼…「相手を見極めるテク」も慎重すぎ!
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