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坂口憲二と同じ難病だった人の体験談「股関節が痛い」が始まりだった

 ショック! 俳優の坂口憲二さん(42)が、病気治療のために芸能活動を無期限休止することが3月31日に発表されました。病名は、国が難病に指定した「特発性大腿骨頭壊死症」で、故・美空ひばりさんや堀ちえみさん(51)、ヒップホップグループ「ケツメイシ」のRYOJIさん(43)も同じ病を経験しました。
坂口憲二

坂口憲二さん

 どんな病なのかは既にメディアで報道されていますが、実際にこの病を発症した男性の家族(娘さん)に話を聞くことができました。

「股関節や腰がひどく痛い…」がはじまり

 特発性大腿骨頭壊死症とは、「大腿骨頭の一部が、血流の低下により壊死(骨が腐った状態ではなく、血が通わなくなって骨組織が死んだ状態)した状態」。1年に約2000~3000人が発症、かかりやすいのは30~50歳で、男女比は1.8:1と男性が多いそうです(難病情報センターHPより)。 「父が発症したのは44歳のときです。  ゴルフのスイングをしていて、股関節がガキっと音がして違和感を持ったのがきっかけで、痛みが始まりました。痛いながらマウンテンバイクに乗っていたりしていましたが、我慢できなくなって、MRI(体内を撮影できる機械)のある病院に行ったんです。  MRIですぐに特発性大腿骨頭壊死症と診断されました。足の骨頭が壊死していると」  骨が壊死しただけでは自覚症状はなく、壊死部分が何かの拍子に潰れたことで、急激に痛みが出るとか(参考:難病情報センターHP)。  堀ちえみさんの場合は、初めは腰痛だと思って整体やマッサージに通っていましたが、左右の足の長さが明らかに違ってきて、2015年に3つ目の病院でやっと特発性大腿骨頭壊死症と診断されたそう。手術の前3ケ月ぐらいは、あまりの痛みに毎日泣いて過ごしたといいます(ブログより)。
堀ちえみ

堀ちえみ オフィシャルブログ https://ameblo.jp/horichiemi-official

堀ちえみやケツメイシのRYOJIも復帰できた

「父はすぐ入院して、手術しました。9~10時間かかった大手術でした。  悪いところを削って人工股関節を入れる方法もあるのですが、父は人口骨を使わず、『骨頭を90度回しておさめた』と先生が言っていました(編集部注:壊死した部分でなく健常部に重さがかかるようにする大腿骨頭回転骨切り術)。骨を補強するチタンは入れたそうです。  手術のあとはリハビリと投薬で、車椅子→松葉杖→杖をついて歩けるようになり、しばらくして杖なしで小走りもできるぐらいに回復。その後も、60代にがんで死亡するまで、再発することはありませんでした」  このように、難病とはいえ「治る」病気でもあり、堀ちえみさんやケツメイシのRYOJIさんも芸能活動を続けています。坂口憲二さんも復帰の可能性は十分あるでしょう!
医龍

ドラマ『医龍』シリーズ(2006、07、10、14年)では、天才外科医を演じてカッコよかった

 ただ、坂口憲二さんの場合、病名がわかるまで3年近くかかってしまいました。所属事務所によると、2012年8月に股関節に痛みを感じたものの、痛み止めを飲みながら仕事をし、病名がわかったのが2015年春。すぐ手術をしましたが、現在も「日常生活に支障はないが、いつまた悪くなるかわからない状態」だとしています。

この病気になるリスクが高い人は?

 ちなみに、特発性大腿骨頭壊死症になる「強い危険因子」として、難病情報センターは以下の2つを挙げています。 ①ステロイド薬を一日平均で15mg以上程度(代表的なステロイド薬のプレドニゾロン換算)、服用したことがある。 ②お酒を日本酒で2合以上、毎日飲んでいる。  でも、この因子にあてはまらない特発性の発症もあるとのこと。  もし股関節や腰周りの痛みが続くようなら、早めにMRI検査を受けたほうがよさそうです。同時に、坂口憲二さんの回復・復帰を心待ちにしたいと思います。 <TEXT/女子SPA!編集部> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
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