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現代っ子がハマる“子どもYouTuber”ってどんな子たち?親は「見せたくない…」

YouTuberに夢中な子どもたち。親の気持ちは?

 では、このようにYouTuberに夢中の子どもを親はどう思っているのでしょうか? 聞いてみると……。 「学びのない内容が多いので長く見続けさせたくない」(37歳) 「できれば見せたくないし、絶対にYouTuberにはなってほしくない」(33歳) 「真似して遊ぶぶんにはいいけど、YouTuberになりたいと言われたら困る」(39歳) YouTuber YouTubeを見ることに否定的な意見、そして子どもが『YouTuberになりたい』と憧れることを懸念する意見が目立ちました。実際、ソニー生命が昨年発表した「日本全国の男子中学生100人に聞いた“将来なりたい職業“」によると、「YouTuberなどの動画投稿者」が堂々3位にランクイン。その一方で、「日刊SPA!」が子どもを持つ30歳以上の男女100人に「子どもに将来なってほしくない職業」を聞いてみたところ、YouTuberがぶっちぎりの1位でした。  その理由は、やはり「一生続けられる仕事ではないから」「収入が安定していないから」と将来性を心配するものが多数。また、「素人がネットで不特定多数に顔を晒すのは危険では?」(35歳)、「いろんな人とのリアルな繋がりの中でいろいろ感じたり考えたりしながら仕事をしてほしい」(34歳)と、我が子の安全や精神面での成長を心配するものもありました。 「だったら見せなきゃいいじゃん!」という声も聞こえてきそうですが、見たがる子どもを説き伏せるのは至難のわざ。なかには「共働きだと子どもが動画を見ててくれる15分が母親の朝の準備の時間になったり夕飯の準備の時間になったりする」(34歳)といった親側の都合もあり、完全に切り離すのは難しいのが多くの家庭の実情なのです。  とはいえ、「最近は赤ちゃんでもびっくりするぐらいスマホの扱いが上手い。自分でYouTubeを立ち上げて動画を選んで再生するぐらいは序の口!」(37歳)なんて話を聞くと、目への影響も不安だし、いかがなものかと思ってしまいますが……。YouTubeとの付き合い方は、家庭ごとに早めに指針を決めたほうがいいのかもしれませんね。 <TEXT/持丸千乃、女子SPA!編集部>
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