愛情が重すぎる彼と別れたら…ゾッとする妄想SNS攻撃が始まった
愛情が重すぎる彼に、別れを切り出したら……
見かねた共通の友人が彼に説教してくれたんですが、『誰に邪魔されても、僕は愛を貫くよ!』とメッセージが来て、逆効果になってしまったり……。別れ話があまりに衝撃的だったのか、そこからさらに彼はおかしくなっていったんです」
別れたのに“妄想デート”を繰り返す元カレにア然……!
もはや、元彼がウザい! だけでは済まないこの話。どこか狂気さえ感じます。
「巧妙(?)なのが、付き合っている頃に撮ったプリクラ画像や、ツーショットの写真を織り交ぜてアップするんですよね。第三者が見れば、あたかも普通のカップル。さらにめちゃくちゃ長文の“私へ向けた愛のポエム”をSNSで書き散らしたり……。
家に押しかけられるとか直接的な被害を受けることはなかったんですが、ある意味ネット上でじわじわと追いつめられて真綿で首を絞められるような感覚。今も彼からの“サイバー攻撃”は続いています」
いつか思いつめて彼の感情が爆発し、犯罪に発展しないことを祈るばかりですが……。
振り返れば、「『なるべくなら悪者になりたくない、彼を傷つけたくない』と、曖昧に別れを切りだしてしまった自分にも非がある」と矢代さん。
矢代さんは極端な例かもしれませんが、そこで中途半端に情を残してしまうと今回のように後々面倒な事態に巻き込まれる可能性も……。やたら「愛してる」だの「離れたくない」など歯が浮くようなセリフを言ってくる男性にも要注意ですが、どんな関係でも別れの場面は傷つくもの。変に良い人ぶらず、きれいごとを言わず、スパッと突きつけることがお互いのためになるのかも知れません。
―自分史上最悪の恋愛 ―
<TEXT/赤山ひかる イラスト/やましたともこ>
赤山ひかる
奇想天外な体験談、業界の裏話や、社会問題などを取材する女性ライター。週刊誌やWebサイトに寄稿している。元芸能・張り込み班。これまでの累計取材人数は1万人を超える。無類の猫好き。
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