Love

愛情が重すぎる彼と別れたら…ゾッとする妄想SNS攻撃が始まった

 愛する彼にとことん大事にされる……  骨の髄(ずい)まで愛される……
重すぎる愛

※画像はイメージです(以下同じ)

 女性なら、誰しも一度は夢見るシチュエーションかもしれません。  しかし、深すぎる愛はある意味、諸刃(もろは)の剣。何かのきっかけで愛情が狂気に変わったとき、それは底知れぬ恐怖となって私たちに襲いかかるかも知れません。 (初公開日2018年5月2日 情報は取材当時)  都内の食品メーカーに勤める矢代有紀さん(29歳・仮名)の悩みの種は、「彼氏に愛され過ぎて困っている」ということ。一見「ノロケか!」と思いますが、重すぎる愛は徐々にエスカレートし、彼は「執着心や束縛が激しいメンヘラ男」に変貌。矢代さんの日常を脅(おびや)かすまでになっていったといいます。

「僕は君ナシでは生きられない……!」

「元々私が面倒見がいい性格というか、おせっかいを焼いてしまうタイプ。なので5つ年下の彼にも、平日も家に通って頻繁に食事を作ったり洗たくをしてあげたり……と尽くしていたんです。昔から彼はどこか精神的にもろい部分がある人だったんですが、付き合って半年が経つ頃に『僕は君がいないと生きていけない』『僕と君は一心同体』と言うようになっていったんです」  彼にとっては矢代さんが自分の一部のようになっていき、身の回りのことだけではなく精神的にも彼女にべったりと依存するようになっていきました。 続きを読むには会員登録(無料)orログインをしてください。 ※ログイン後も下記のボタンは表示されます
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「彼は一人では生きていけない人でした。仕事でミスしたり嫌なことがあると、どちらかが寝落ちするまで毎晩電話をかけてきたり、休日だけじゃなく『いつも君に会いたい』『会わないことが耐えられない』と少しでも時間があれば家に押しかけてくる。  仕事や友人との予定で会えないときは、『10分置きに連絡して!』と逐一行動を報告しなきゃいけない。ひどいときは、連絡(電話やメッセージ)だけじゃなく、ムービーや写真で『今何してるか送って』と言われ続けていました」 離れていても監視 矢代さんいわく、「なぜか彼はとことん自分に自信がない人」。  自己肯定感が極端に低く、「誰かに必要とされたい」「自分を認めてほしい」という思いもあり、それに応えてくれる彼女に依存していったといいます。また、「どうせ自分なんて誰からも必要されていないんだ」という思いも強く、それが「もしかしたら彼女にも裏切られるんじゃないか」=行動を監視しなきゃ! と過度な束縛に繋がったとか……。
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愛情が重すぎる彼に、別れを切り出したら……
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