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彼の浮気で結婚式を中止!多額のキャンセル料をめぐるバトルが、裁判にまで発展…

 結婚前には、親族、職場、友人…など幅広い相手に報告するもの。ウキウキしているうちはいいのですが、これが取りやめになったときはさまざまな損害がでます。

裁判 とくに大きいのはお金。婚約中の相手によるDVと女癖が原因で、結婚を取りやめることになったミズホさん(仮名・31歳)は、金銭トラブルからなんと裁判沙汰にまでなったそうです。

婚約者から、皿を投げつけられる事件発生


「私、本当に見る目がなかったんです。どうかしてました」結婚式の直前に、彼の本性を知ってしまったと語り始めたミズホさん。

「婚約していた彼氏と、連絡のつかない夜が続いたんです。不安になって警戒していたら、すぐに浮気の決定的な証拠が出てきました。それで……問い詰めたらまさかの逆ギレ。『うるせえ!』と食器を投げつけられました

 謝罪の言葉すらなく、開き直った彼からは「お前に色気がないのが悪い」「口うるさい所にうんざり」「こんな男を選んだのはお前だろ」と暴言まで浴びたミズホさん。その事件で完全に目を覚まし、彼に別れを切り出しました。

結婚式のキャンセル料、まさかのウン百万円!


 結婚をやめる決意はしたものの、式の直前だったので事後処理が大ごと。気持ちの整理をする暇もなく、結婚の報告を済ませてある各所への連絡に追われました。両親には泣かれ、上司や同僚には同情され、もうどうにでもなれ! と思ったミズホさんでしたが……

「結婚式のキャンセルが、ある意味一番こたえました。おそるおそる式場に電話をしたら……結婚費用の約半分、ウン百万円をキャンセル料としていただきますと言われたんです」

 そんなバカな! と契約書を確認すると、たしかにキャンセル料の記載が。最低でも半額は元彼に負担してもらおうと連絡したところ「お前が勝手に結婚をやめたんだから、俺は払わない」との返事がきたのだそう。

「え!? って、なりましたね。結婚をやめた原因はアンタの浮気じゃん! と。取り付く島もないので、相手の両親に連絡したら『婚約してたっけ?』とまで言われて。完全に頭に血が上り、絶対に訴えてやる! と心に誓いました」

最悪恋愛 浮気をされ、ケガまで負った上に、大金を負担させられそうになったミズホさん。費用をきっちり払ってもらうための裁判で、ついでに小さな復讐劇を思いつきます。

「力では勝てなかったから…」用意した武器は?


「元彼は、たいして格好良くもないのに、いつも服や髪型に悩んで、外見を気にするタイプでした。今回は彼のコンプレックスを刺激しようと、完璧なイケメン弁護士を探し出して依頼しました。もちろん、評判の良い優秀な弁護士さんの中でです」

 もともと大学で法学部の友人が多かったミズホさんは、コネをたどって、理想のイケメン弁護士を見つけ出します。浮気やDVの話を聞いた弁護士も完全にミズホさんの味方に。「少なくとも、ウン百万をミズホさんが払う義務はないからね!」と。キラッキラの笑顔で力強く宣言してくれたそうです。

弁護士

理想のイケメン弁護士(イメージ)

「いざ裁判が始まったら、あとは全て弁護士さん任せ。最初に証拠を揃える作業は大変でしたが、その甲斐(かい)あって、裁判では彼をフルボッコにできたみたいです。生で見てないので“イケメン弁護士作戦”が効いたかどうかは謎ですけど、場面を想像するだけでプププってなってました(笑)」

 裁判での彼の反論は支離滅裂(しりめつれつ)で、「あの女は会社の上司の愛人をしていた」「式場の契約書は偽造で、婚約していたのは他の男」「俺は遊ばれて捨てられたのに、金を巻き上げられそうになっている」……など、あきれるような作り話ばかりだったとか。

「デタラメにしても気分悪いですよね。だけど弁護士さんはいつも、彼のダサい髪型や服装へのツッコミ、おバカすぎる反論にどう返したかの報告など、私が笑える話をクッションにしながら明るく話してくれたんです。本当に救われましたね」

 かなり深い精神ダメージを受けていたミズホさんでしたが、彼とのことは早く忘れたほうがいいと判断した弁護士さんの気遣いで、徐々に元気を取り戻していきます。

 そして半年あまり経ったころ、弁護士さんから連絡がありました。

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元彼との関係が、この先何十年も続く……?

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