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安くて美味しいアジア…プチ移住もアリ?女性にオススメの国を経験者が語る

 テレビ番組などでも取り上げられている「単身女性のアジア移住」。物価は安く、食事も美味しい、日本人でも働ける! などいいことづくめのように描かれていますが、実際の暮らしはどうなのでしょうか?  アジアの日本人キャバクラに潜入取材した『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』の筆者・ライターのカワノアユミさんは、約9カ月間をかけ、タイ、香港、シンガポール、カンボジア、ベトナムの5カ国に住むという経験をしました。
底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる

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 今回はアジア諸国を渡り歩いたカワノさんへ、日本人女性が住みやすい国や、各国でおすすめの場所など、リアルな情報を尋ねてみました!(以下、カワノアユミさんの寄稿)

女性がとっつきやすいアジアの国とそのポイントとは?

 一昔前まで、女性から見たアジアのイメージは「治安が良くない」「衛生面が心配」「男性の夜遊びが多い」などと言われていましたが、今ではそのイメージも大きく変わり、女性でも安心して移住できる国が増えています東南アジアの料理 初めてアジアに行く女性でも暮らしやすい国とはどこなのでしょうか? オススメの国とそのポイントをお教えします。

人気ナンバー1はタイ!仕事や家が見つかりやすく、単身女性に最適

 アジアの中でも女性の移住にオススメの国、タイ。実は筆者も、アジアのキャバクラを回る前はタイで就職して移住したいと思ったのがきっかけでした。タイが住みやすいと思う理由は、何でも揃う大都心バンコク、日本の1/3ほどの物価の安さ就職先や住まいの見つけやすさにあります。  女性向けの仕事は旅行会社や日系ホテル、日系飲食店、コールセンターなど、中には英語やタイ語が話せなくてもOKな仕事も。日本から人材派遣会社で探していくと安心ですが、実際に住んでから現地のフリーペーパーや求人掲示板で探すのがオススメです。
バンコク

バンコクにはオシャレなバーもたくさんある(撮影:カワノアユミ)

 バンコク市内の物件はエリアによって家賃が大きく変わり、中心地とローカルエリアではレストランや飲み屋、ショッピング、マッサージの価格も1.5~2倍ほど変わります。日系企業は中心地に集中しているので、バンコクの渋滞や通勤ラッシュ、自分の住むエリアの物価相場を知ってから、勤務先を探すと良いでしょう。  また、タイは夜遊びの数もアジア1。男性向けだけでなく、ゴーゴーボーイと呼ばれるゲイバー、ニューハーフショー、クラブなど、女性向けの夜遊びもたくさんあるのでオススメです。

英語が話せる人にはマレーシアがオススメ

 英語が話せる人、大卒以上の学歴をお持ちの人にオススメなのはマレーシア。首都クアラルンプールは治安も良く、現地採用の最低月給は15万円~とタイとほぼ同じなのに、物価はバンコクの2/3程度と安いのが特徴です。  多民族国家の為、料理もマレー料理、中華料理、インド料理など様々な料理が楽しめるのも魅力のうち。特に筆者が美味しいと感じたのは、魚介や野菜を煮込んだマレーシア風の鍋料理「スチームボート」、豚バラ肉や豚ホルモンなどを、漢方薬、黒胡椒、醤油で味付けした「肉骨茶」(バクテー)。お隣の国、シンガポールの肉骨茶と食べ比べてみるのも楽しいです。
アジアの屋台

屋台グルメはアジアでの楽しみのひとつ!(撮影:カワノアユミ)

 また、クアラルンプールのシンボル、ペトロナスツインタワー付近には高層ビルから夜景やタワーの見えるオシャレなバーがたくさん。ただ、イスラム教国のマレーシアはお酒が置いている店が少なく、酒税が高いのが難点。毎日お酒を飲みたい! という人には辛いかもしれません。

働かず長期休暇でノンビリしたい人には、ラオスがオススメ!

 治安が良く町や建物が清潔なラオスは、長期休暇でノンビリするのに最適! 他の東南アジア諸国に比べるとマイペースで大人しい性格のラオス人は、観光客に対しても消極的かもしれませんが、逆にそれが新鮮とも感じます。 ラオス料理 ラオス料理は素朴でシンプルな味付けなので、アジア料理が苦手な人にもオススメ。フランス統治時代の名残りもあるので、フランス料理屋や「カオチー」というフランスパンサンドイッチも美味しいです。  首都ビエンチャンでリバーサイドのマーケットでメコン川を眺めながらビールを飲むのも良いですし、世界遺産の町ルアンパバーンや、バックパッカーの町として有名なバンビエン、南部の都市の世界遺産「ワット・プー」へと足を伸ばしてみるのもオススメです。
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番外編!東南アジアでイケメンと出会うには?
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