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お金が逃げてゆく財布、3つの特徴

 ファイナンシャルプランナーの花輪陽子です。  小型のお財布が流行っている昨今。お財布の中身をより厳選して中身をミニマムにしないとお財布がパンパンになってしまいます。 財布 お金持ちの女性の中にはジップロックを財布代わりに使っている人もいます。筆者もジップロックを使っていた時があったのですが、中身が一目瞭然で必要な金額だけを入れるので無駄遣いを防止できるのです。

ぐちゃぐちゃのメタボ財布では貯まらない

 それとは反対に必要もないショップカードやポイントカードなど消費を誘発するものを財布の中に入れっぱなし、レシートもぐちゃぐちゃのまま入れっぱなしだと、残金がいくらなのかさっぱり分からなくなってしまいます。  お金と上手に付き合うためにもお財布の中はいつも綺麗にしたいもの。お財布の整理整頓をすることにより、1カ月に自分が使う金額を把握しやすくなり、貯め体質にも変わることができるからです。  私はお金のプロを含む他人のお財布を見せてもらったり、雑誌やテレビで財布の中身特集を監修したことも多々あります。  最新刊『毒舌うさぎ先生のがんばらない貯金レッスン』でも紹介していますが、今回は「貯まらない財布」の3つの特徴をご紹介します。
貯まらない財布

これが、お金のたまらないメタボ財布

1.お札の向きがぐちゃぐちゃ

 お金を貯めることができる人の多くは、お札の向きや種別(1000円札、5000円札といった)が整理されており、中には両替機にかけて新札を用意するという人もいます。綺麗なお札は大切にしまっておこうという気持ちが働くからです。  また、高額紙幣を1000円札などにむやみに崩し過ぎない方が、「1万円札を守ろう」という意識が働きやすくなります。  それとは反対にお札の向きや種別がぐちゃぐちゃでシワシワの紙幣はすぐに手放したいという気持ちは働きやすくなります。また、所持金も把握しにくくなり、1週間に使う現金支出のリズムもつかみにくくなります。

2.カード類が整頓されていない

 放って置くとお財布の中のカード類はあふれてしまいます。クレジットカード、キャッシュカード、ポイントカードなどは持ち歩く物を厳選していないと、いろんなカードを使っているとクレカの引き落とし日や貯めたポイントが把握できなくなります。 長財布 もしも3カ月以内に利用しておらず、1カ月以内に利用する予定がなければ自宅で保管しするのも手。また、自宅で眠っているカード類も1年以上利用していないなら解約するのも手です。  ポイントはできるだけ1枚に集約するのがコツです。ポイント還元率はよくても1%です。つまり10万円買わないと1000円分と交換ができません。10万円以上利用するかが新規にポイントカードを作るかの基準になります。
『毒舌うさぎ先生のがんばらない貯金レッスン』より

『毒舌うさぎ先生のがんばらない貯金レッスン』より

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財布にレシート入ってませんか?
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