これは2通りあります。
●他のアイテムで盛る
被りやすいボーダーは着こなしに工夫を
例えば「ボーダーのカットソー」を例に見てみましょう。
定番なだけに被りやすいアイテムです。ボーダー被りした日には「制服?」などと言われたことはないでしょうか?(私は何度もあるので、回避したくて仕方なかったのでした……)
では何をするかというと、他のアイテムに目がいくように、着こなしを工夫するのです。
インパクトのある色のカーディガンを羽織る、デザイン性の高いイヤリングをつける、スカーフをつける、鮮やかカラーのスカートと合わせる……等々。小物ひとつで印象はガラリと変わりますし、オシャレに見えて一石二鳥です。
●服自体に手を加える
これはもう、最終手段です。
例えば、カーディガンがあったとしましょう。
まず、ブランドタグを取ってしまいます。タグが無いことで、脱ぎ着した時にどこのショップか分からなくなるメリットがあります。リッパーを使って、生地を傷めないよう丁寧に取りましょう。
次に、ボタンを付け替えます。ユザワヤなどで色んな種類のボタンが売っていますので、好きなものをセレクトしましょう。色を変えてみてもいいですし、パールボタンも品があって可愛いです。
ちなみに、これは実践したことのある例です。会社の後輩と同じものを着ていると気づいてから、どうにかしたくてトライしてみたのです。なかなか面倒な分、「自分だけの服」感がアップして、気分良く着られるヘビロテアイテムとなりました。
夏物を考える時期ですし、プチプラ上手になって夏のファッションを一層楽しみましょう!
<文/西田美穂>
【西田美穂】
カラーアナリスト・美容研究家
現在、パーソナルカラー診断サロン「サロン・ド・ルミエール」にて活動中。某カルチャースクールにてアシスタント講師を務める一方、個人サロンを開業し、カラーリストとしても活躍。
・
公式ブログ・Instagram
@mihocolor