Lifestyle

日本とは全然違うハワイのトイレ事情。公衆トイレは危険?

 先日、スターバックスコーヒーの会長が「コーヒーの購入の有無にかかわらず、店内の人々がトイレを使用できるようにする」と発言し、世界中で話題を呼びました。

 ハワイに暮らしてる筆者にとって、このスタバの“トイレ解放宣言”はとても有難いもの。だってハワイは、日本のように街中で気軽に使えるトイレが少ないから。今回は、日本とはだいぶ異なるハワイのトイレ事情についてご紹介しましょう。

トイレ

※写真はイメージです

誰でも使えるトイレが少ない


 レストランやカフェ、ホテルなどにあるトイレは、セキュリティのため施錠されていて、利用客は鍵を借りて使うというパターンが一般的。通行人が「ちょっと貸して!」なんて頼んだところで、利用させてもらうのは難しいでしょう。

 誰でも気軽に使えるトイレといえば、大型ショッピングセンターの中にあるトイレくらい。公園やビーチには公衆トイレがありますが、お世辞にもキレイとは言えないし、治安の面で不安があります。先日(5月28日)も、ウォールアートで人気のあるカカアコ地区内の公園の公衆トイレで、日本人旅行者が薬物使用者と思われる複数の男から暴行を受ける事件が発生しています。

Niki Niwaさん(@__niki22)がシェアした投稿


トイレに謎のサインが


 ハワイにあるトイレでは、「MEN」「WOMEN」という表示ではなく、「KANE(カネ/男性)」「WAHINE(ワヒネ/女性)」とハワイ語で書かれていることがあります。知らないと、どちらが女性トイレなのか迷ってしまいますよね。

個室の壁&扉は足元があきすぎ


 ハワイのトイレの個室は、壁や扉が床から天井までありません。足元は床から30~40センチほどあいていて、ちょっと覗き込めば中にいる人の足がばっちり見えます。セキュリティのためとは言え、慣れないうちはなかなか落ち着けるものではありません。

トイレ

※写真はイメージです

音もまる聞こえ


 隣との壁や扉の足元があいているということは、トイレの音も当然まる聞こえ。「音姫」のような擬音装置だってありません。隣の人の、便座に腰掛けた、立ち上がった、という動きすら、音や気配でわかってしまいます。日本女性のような、「トイレの音が聞かれちゃうなんて恥ずかしい」という感覚がアメリカ人にはあまりないのかもしれません。

温水洗浄便座は超貴重


 日本では街中のトイレでも自宅でも、温水洗浄便座の普及率がかなり高いと思いますが、ハワイでは別。日本人旅行者が多く利用するホテルでは、シャワー付きトイレが客室に備え付けられているところもありますが、あくまでも少数派です。

 ただ、ハワイは常夏のため温水機能がなくても、冬のトイレで「便座が冷んやり」となる心配はありません。

===

 日本のトイレはプライバシーが保たれていて、わずかであっても“1人きりの時間”を過ごすことができますが、ハワイでは“用を足す場所”でしかありません。ハワイ旅行中は、必ずホテルの自室でトイレを済ませてから外出することが鉄則ですよ。

<TEXT/佐藤まきこ>
⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】

あなたにおすすめ