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サッカー日本代表のユニフォームを米英メディアが大絶賛。その理由とは

 開催中のワールドカップ(W杯)でサッカー日本代表が着用しているユニフォームは、昨年11月に発表された新デザイン。
 極太の縫い目が目立つそのデザインは、日本国内では「切り取り線?」「ジンベイザメ」などと揶揄(やゆ)されていたようですが、意外にも海外では高評価を受けています。

白い縫い目と青のマッチが完璧、日本代表ユニが大会ベスト!

雑誌協会代表撮影

雑誌協会代表撮影

 オリンピックやサッカーにさほど関心のないアメリカですが、世界的なスポーツイベントが開催されるたびに取り上げられるのが、各国のユニフォームデザインです。  アメリカでは「CNN」がいち早く「最もスタイリッシュなW杯ユニフォーム」と題して、「80~90年代前半に主流だったユニフォームのデザインに、今っぽさと各国のお国柄やカルチャーを反映させ、ファッション性の高いものに進化させた」というアディダスとナイキの取り組みを解説。  その記事の中で「ベスト・ユニフォーム」に選ばれたのが、我らがサムライ・ジャパンの青いユニフォームでした。

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 特に、主張の強い縫い目に注目し、「古くから伝わる刺し子(さしこ)技術を使った荒い縫い目が、インディゴブルーによく映えている」と大絶賛。日本国内とは真逆の高評価となりました。

ファッショニスタのお気に入りで追加得点ゲット?

 また、イギリスの一流紙「ザ・ガーディアン The Guardian」も、オンラインで「ファッションファーストなW杯ユニフォームはどれ?」という企画記事を展開。  ここでも日本代表の青いユニフォームは、メキシコ、サウジアラビア、ナイジェリア、ドイツ、コロンビアなどと並んで12強に入りました。

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 同紙によると、サムライ・ジャパンのユニフォームは、「日本の美の原点であるミニマリズムを追求した」もの。今までの流れを組んだデザインでありつつも、「今回はそこにピンストライプを入れることで、より魅力的に仕上げている。ファッショニスタたちからは、確実に追加ポイントをもらえるだろう」と、これ以上はない褒め言葉を並べています。  英米のメディアにここまで評価されると、ツイッターで大喜利のネタにもされていたという「ジンベイザメ」風のユニフォームもそう悪くなく思えて来るから不思議です。ここは素直に喜んでおきましょう! Sources: 「CNN」https://www.cnn.com/style/article/world-cup-2018-football-jerseys/index.html 「The Guardian」https://www.theguardian.com/fashion/gallery/2018/jun/14/fashions-first-11-which-is-the-most-stylish-world-cup-kit <TEXT/アメリカ在住・橘エコ> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
橘エコ
アメリカ在住のアラフォー。 出版社勤務を経て、2004年に渡米。ゴシップ情報やアメリカ現地の様子を定点観測してはその実情を発信中。
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