SK-II広告のすっぴん美女「お尻の整形手術も考えた」体型の悩みを語る
日本でも映画『キック・アス』のヒット・ガール役ですっかりおなじみとなった、ハリウッドの人気若手女優クロエ・グレース・モレッツ(21)。若いながら演技派として知られるクロエだが、米映画サイトが選ぶ「世界でもっとも美しい顔」で常に上位にランクインするほどキュートな外見も人気の1つだ。
そんなクロエは、美への第一歩は、自信を持つことにあると考えているそうだ。若干7歳の頃から女優として活動しているクロエは、業界内で自分に自信を持つことの難しさや、一定基準を満たすプレッシャーとの戦いなど、過去の経験を明かした。
ティーン・ヴォーグ誌の中でクロエはこう話す。
「いつも美のトレンドというものはあるわ。もっと幼い頃は、顔のコントアリングとか色々な傾向があった。それは私にとって辛いものだったわ。だって、私は一定の見た目にされたり、あれほどメイクを施された自分に自信が持てなかったから」
「何か私がおかしいのかなと思った。そして最も重要なことは自分に自信を持つことだと気づいたの」」
そんなクロエは10代の頃、ニキビにもかなり悩まされていたという。
「幼い頃は肌のシミとか、他人がそれについてどう思うかということばかりに執着して、自分を失っていたところもあった。でも成長するにつれて、その戦いの半分は、自分自身とのものであり、自分の思っていた『美』と『完璧』というものに対する勝手な苦しみだったと気づいたの」
「そして完璧なんてものはなく、肌とは良い時もあれば悪い時もあるものだと分かったわ。自分に出来ることは、できるだけありのままの自分を受け入れるということ」
現在SK-IIのアンバサダーを務めているクロエは、同社の「すっぴん素肌プロジェクト」の中でノーメイク、特殊ライト、画像修正なしでありのままの自分を見せている。
一時は体型で悩んだ時期もあったというクロエ。過去には、共演者に体型をバカにされてショックを受けたこと、外見重視のハリウッドで自分の体型に悩み、お尻を小さくするなどの美容整形手術を考えたことも明かしている。
また、自らが声優として出演する映画の宣伝に、太った女性を揶揄する表現があったことに激怒。「体型に劣等感を持たせるもの」として怒りをあらわにし、ツイッターで「みんながイヤな気持ちになったとしたらごめんなさい」と謝罪したことも。
石原さとみや桐谷美玲も選出されたことで日本でも話題になった、米映画サイト「TC Candler」の「世界で最も美しい顔100人」では、4年連続でトップ10入り、最高位2位。そんなクロエでも、外見で苦しんでいた時期があったとは…。
それにしても美しい「すっぴん素肌プロジェクト」のクロエ。メイクアップなしですっぴん素肌で臨み、レタッチさえもすることのない撮影を行うブランドは初めてというSK-IIのこのプロジェクトに参加した理由について、クロエはこう語っている。
「女性のありのままの美しさをたたえることや、そのことに自信を持って自分らしくいられることについて、新しいムーブメントのきっかけをつくれることに、とてもワクワクしました」
21歳という若さながら、悩み抜くことで自信と強さを得たクロエ。これからがますます楽しみ!
<文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
「あの写真を見られることはすごく意味があったわ。だって私という人間だけだから。それこそファンのみんなに見て欲しいもの。私が目を覚まし、眠りにつくクロエという顔よ」