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“クーラー温度バトル”が勃発中。暑がりvs寒がり、終わりなき社内戦争

今年の猛暑で、冷房バトルがさらに激しく……

 連日35度を超えた今年の7月、冷房の設定温度バトルはさらに激化したとか。 猛暑「例年よりも部署内で『28度くらいがちょうど良い』派と、『20度くらいでガツンと冷やせ!』派の派閥争いが激化していて、『ぶっちゃけどっちでもいいよ……』っていう僕みたいな中間層をいかに取り込んで派閥の勢いを増すかがヒートアップしているんです。  暑がりの上司には『ビールを奢ってやるからこっちにつけ』とか、『昼飯食わせてやるよ』とか餌付けをされて何人か取り込まれていて、寒がりお局チームはお菓子などの差し入れをして懐柔しようとする。飯代やコーヒー代が浮くのはちょっと嬉しいです(笑)」  最近では「冷房が直撃する席には男性陣を」という“席替え”が実行されたのですが、「直撃は避けられても、問題の根本的解決にはならない」と振り出しに戻ったそうです。 「面倒臭いのが、暑がり&寒がりバトルの流れから、いつも『外回りで飛び回っている男を尊重しろ』『内勤の女性を蔑視しているのか』という男女問題にまで発展してしまって……。必然的に夏がくると社内全体がピリピリしたムードになるので、それに毎年巻き込まれるこっちの迷惑も考えて欲しいですよ……」  まだまだ酷暑が続く今年の日本。このし烈な設定温度バトルも当分続きそうです……。 ―シリーズ 会社のヘンな「しきたり」 vol.7― <文/赤山ひかる イラスト/鈴木詩子>
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