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クロックスのハイヒールが全米で完売…でも、ネットで炎上したのはなぜ?

 ワニのロゴが可愛いカジュアルシューズメーカー、クロックスのハイヒールが全米でソールドアウト状態となり、ツイッターで「あり・なし論争」が起こりました。

Women’s Cyprus V Heel サイプラス 5.0 ヒール ウィメン

Women’s Cyprus V Heelサイプラス 5.0 ヒール ウィメン(日本では未発売カラー)CROCS公式サイトより https://www.crocs.co.jp/p/crocs-cyprus-5-heel-w/201301.html?cgid=women-footwear-heelsWedges&cid=060

「冗談でしょ?」「あり得ない」vs「履き心地は抜群なのよ!」


 クロックスと言えば、アッパー部分に通気性を良くする穴がいくつも空いたサンダル「クロッグ」が定番。履きやすさと豊富なカラーバリエーションが受けて、世界中の老若男女に人気がある商品です。

クロックス(crocs)さん(@crocsjp)がシェアした投稿


 先日、そんなカジュアル色の強いブランドが今夏向けに発売した3.75インチ(≒9.5センチ)の高めのヒールを持つ「サイプラス5.0ヒール」が、ツイッターでちょっとした炎上状態になりました。

『ピープル People』によると、新商品をどこかで見かけた人々からの「冗談でしょ?」「あり得ない」「クロックスがハイヒールを発売する日が来るなんて!」といった驚きの声がツイッターにあふれ、これに便乗したメディアが「これも流行りのアグリー(醜い)シューズのひとつ?」とはやし立てたのです。

 これに対して愛用者たちからは、「私は何年も前からクロックスのヒールを愛用してるわ」「(同社が初めてヒール靴を発売したかのような)ニュースはフェイク」「履き心地は抜群なのよ!」というツイートが相次ぎ、ハイヒール版クロックスに対し「あり・なし論争」が巻き起こったのです。

炎上効果で完売!今や4倍の高値が付くレアアイテムに?


 確かに公式サイトを見てみると、カジュアルなサンダルだけでなくヒールの高いサンダルやスニーカー、ローファーまで“脱カジュアル”な商品も取り扱っており、「サイプラス5.0ヒール」の商品説明に至っては「人気のサイプラスの新世代デザインが登場」とあることから、これは既存デザインのリニューアル版であると考えられます。

サイプラス 5.0 ヒール ウィメン

「サイプラス 5.0 ヒール ウィメン Women’s Cyprus V Heel」定価¥ 5,280 クロックス公式サイトより https://www.crocs.co.jp/p/crocs-cyprus-5-heel-w/201301.html?cgid=women-footwear-heelsWedges&cid=060

 ファッション誌『マリー・クレール Marie Claire』も、同ブランドがヒールの高いサンダルを販売するのは今年が初めてではなく、過去にもウェッジソールなど女性らしさを追求したデザインを発売していたと紹介。

 皮肉なことに、この炎上効果で定番の「クロッグ」しか知らなかった人たちにまで存在が知れ渡ることになったクロックスのハイヒール。現在、「サイプラス5.0ヒール」はアメリカの公式サイトではソールドアウトとなっています。

 しかも定価55ドル(日本価格・税込5,702円)の商品が、4倍以上の225ドル(≒2万5,000円)の高値が付いてAmazonで売買される事態にまで発展。ファンの中には、「関節炎を患って以来、毎シーズンクロックスのハイヒールを買い続けてきたけれど、完売して買えなくなるなんて……」と悲しむ声も見受けられました。

 日本では全面ブラックのタイプしか売られいませんが、まだまだ購入可能な「サイプラス5.0ヒール」。

 同社が独自開発した水陸両用の特殊樹脂“クロスライト”を使ったハイヒールは、快適なクッションで長時間履いても疲れないのが売りなのだとか。

 アメリカ女性が大金を出しても欲しがるレアアイテム、今のうちにゲットしてみては?

「People」https://people.com/style/crocs-high-heels-sold-out/
「Marie Claire」https://www.marieclaire.com/fashion/a22212424/high-heeled-crocs-cyprus-v-heel/
クロックス公式https://www.crocs.co.jp/p/crocs-cyprus-5-heel-w/201301.html?cgid=women-footwear-heelsWedges&cid=060

<TEXT/アメリカ在住・橘エコ>
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橘エコ
アメリカ在住のアラフォー。 出版社勤務を経て、2004年に渡米。 ゴシップ情報やアメリカ現地の様子を定点観測してはその実情を発信中。




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