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スイカがシワの予防に!?知られざる美容パワー&美味しいスイカの選び方

 こんにちは。ビューティーフードアドバイザーの高木沙織です。 「食欲はないけれど、さっぱりしたものなら食べられる」という方が増えるこの季節。だからと言って、毎日アイスクリームばかり食べるのではなく、旬のみずみずしい果物から栄養とパワーをいただいちゃいましょう。  なかでも夏の果物と言ったら、スイカ。日本の夏の風物詩ですよね。 スイカ そんなスイカは果肉の90%以上が水分であるため、水分補給にはもちろん、体の熱を冷ますのにも効果を発揮してくれます。しかし、それゆえ食べ過ぎには注意が必要。  また、昔から、「スイカと天ぷらの食べ合わせはNG」だと言われていますが、これはスイカが体を冷やしたところにこってりと油っぽい料理を食べると消化の妨げになり、胃腸を壊すからだそう。下痢の原因になるとされています。食べる量・食べ合わせにも注意が必要ですね。

スイカがシワの予防に!?

 先に、スイカの果肉の90%以上が水分であるとお伝えしました。では、残りの10%は? 糖質やβ-カロテン、ビタミンCなどが含まれるのですが、なかでも注目したいのが、アミノ酸の一種である「シトルリン」。  シトルリンは、血管の機能維持に不可欠な成分。血管を拡張して血流を促す働きに期待されています。その他、疲労の原因物質のひとつであるアンモニアを除去して肉体の疲労回復に役立ったり、精神疲労を軽減させて集中力・記憶力をアップさせたりするとも言われているのです。  さらに、システインというメラニンを抑制してシワやシミの悩みにアプローチする成分を含むため、肌の美容対策にも有効だと言えるでしょう。

縦ジマに注目!美味しいスイカの選び方

スイカ 最後は、おいしいスイカの選び方について。下記の項目を参考に選んでみてください。 1. 持ち上げたとき、ずっしりとした重みがあるもの 2. 叩いたとき、ポンポンと軽く通る音がするもの 3. 整った丸みをしているもの 4. 皮がツヤツヤしていて、触るとややザラッとしているもの 5. 縦模様がハッキリとしているもの  スイカは収穫された瞬間から味が落ちていくと言われています。風通しの良い日陰で保存し、カットしたものは切り口が空気に触れないようにラップで包んで冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。  美味しさも栄養も今がピークの旬の果物。上手に取り入れて、暑い夏を元気に乗り切りましょう。 <文/高木沙織> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
高木沙織
「美」と「健康」を手に入れるためのインナーケア・アウターケアとして、食と運動の両方からのアプローチを得意とする。食では、発酵食品ソムリエやスーパーフードエキスパート、雑穀マイスターなどの資格を有し、運動では、骨盤ヨガ、産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、Core Power Yoga CPY®といった資格のもと執筆活動やさまざまなイベントクラスを担当。2021年からは、WEB小説の執筆も開始。Instagram:@saori_takagi
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