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最高のセックスのために「膣のトリセツ」をつくろう|性活コラム

AV男優・森林原人の性活コラム 第38回】

経験人数延べ9,000人、出演本数10,000本以上、下は18歳から上は69歳まで、性別の垣根を越えてさまざまなエッチを経験するAV男優・森林原人さんが、性にまつわるあれこれについて語ります。

女性器は説明書のない最新機器


女性器は説明書のない最新機器 日々、いろいろな女性器を触らせてもらえる夢のような生活をして20年近くを過ごしてきました。1万個近く接してきて改めて思うのは、女性器ってなんてミステリアスなんだろう、です。

 複雑な造形をしていて、内側にこもっているから大部分は目視できないし、熱かったりヌルヌルしていたり、引っかかったり締め付けられたり、さまざまな動きや状態がある。匂いだって日々変わります。

 当たり前ですが、男の体にはないものだから、いつまで経っても憧れるし、惹かれるし、恐れ多い、ありがたいのです。自分が生まれてきたところなんだから、もうちょっと懐かしい感じや、デジャブのような感覚を覚えることがあってもいいような気もしますが、まぁありません。

 女性器は説明書のない最新機器のようなものです。多くの男性が性教育の教科書に載っているような解剖図を思い浮かべながら前戯をしていることでしょう。お腹側から見たTみたいな形をしたバージョンと、体の側面から見た断面図と、正面から見た図です。

体の側面から見た断面図

いわゆる、これですね

 でも、実際に見たり触ったりした時に、いずれかの図と一致した合点感を覚えることはありません。指や男性器を挿入する時は押し広げるような感覚であり、図にあるようなまっすぐな道を進んでいる感じはありません。

「箱の中身は何でしょう?」ゲームとまではいきませんが、女性器ってほんとに不思議な穴です。穴? いや穴じゃありません。くぼみ? 割れ目? 異次元への入り口? 考えれば考えるほどわからなくなってきます。

セックスにも言葉は必要


セックスにも言葉は必要 そんな所に、冒険心と好奇心と幾ばくかの征服感と開拓精神を抱え突入するのです。前人未到ではないので怖さはありませんが、わけわかんない感は常に付きまといます。

 ガチャガチャ激しく手でする男が多いのは、わけわかんないんだから闇の中で雲を掴むようにやたらめったらするしかない、という開き直りがどこかあります。
 だから、ガチャガチャされても気持ちよくないと注意する時には、どこら辺をどういう風に、どのぐらいの強さでやればいいのかも一緒に伝えた方がいいです。セックスについては男の方が詳しいと思われがちですが、そんなことはありません。男だって、わかんないんだから教えてよって思っているのです。

 セックスが最高のコミュニケーションになるには、性器以外のつながりがどれだけあるかが重要です。当然、言葉による意思疎通はセックスの最中だって必要です。自分がして欲しいこと、嫌なこと、したいこと、できること。言葉にして伝え合うことができたら、言わないでいるより当然、気持ちいいセックスになるはずです。

自分の膣のトリセツを作っておこう


自分の膣のトリセツを作っておこう だから声を大にして言いたいです。女性のみなさん、あなたの体のことをあなたの口から説明してもらえたら、僕たちはもっと上手にできます。説明書のない最新機器をうまく扱えないのは、僕たち男だけのせいでしょうか。

 もちろんこれは男女の立場を逆にしても言えることです。自分の体のことを相手にちゃんと伝えることができれば、セックスは気持ちよくなりやすいです。気持ちいいセックスがしたいなら相手任せにせず、自分の体のことを、特に性器ことを知っておくことが重要です。

 男性より女性の方が構造的に自身の性器のことを知ることが難しいですから、手間がかかると思います。鏡で見て、手で触れ、時には中に指を突っ込み、いろいろと探ってみてください。そして好きな場所、好きな動き、好きな強さを知っておいてください。

 膣の取り扱い説明書を自分で作れるようになっておいた方が絶対に良いです

 携帯みたいな分厚いトリセツを突きつけられても困りますが、IKEAの組み立て図ぐらいのシンプルさで提示してくれれば、慣れれば何とかなります。場合によっては、一緒にトリセツを書き上げていくということも可能ですから、いずれにしても相手任せにしないでください。男からしたら、それはやっぱり無茶ブリです。どうかトリセツをご用意ください。

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トリセツがあっても、「モノ」にはならないで

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イケるSEX

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