映画の終盤で、夫ドリューが「夜の状況を考えず、君が完璧にやっていると思ってた」とマーロに打ち明けるシーンがあります。“育児は女性にしかできない”、“子供は母乳で育てなければいけない”、“子供の学校に積極的に関わるのがよい母親”、“ママが作るお弁当が一番”……。こういった母性神話に女性も、そして男性も囚われていることを教えてくれる本作。
タリーのようなナイトシッターを日常的に雇うことは現実的ではないでしょう。ですが、社会に巣くう様々な思い込みを捨てることで、私たちはもう少し幸せになれるのではないでしょうか。本作は育児中の女性だけではなく、すべての女性と男性に観てほしい、感動の1本です。
<文/此花さくや>
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【参考】
※1…The Wilbarger Protocol (Brushing Therapy) for Sensory Integration – The National Autism Resources
※2…Baby Cries at 2 A.M.? No Need to Get Up – The New York Times
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