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大坂なおみが米国番組で語った“謝罪スピーチ”の真意

 全米オープンテニスの女子シングルス決勝戦で、女王セリーナ・ウィリアムズ(36)にストレート勝ちし、グランドスラム初優勝を果たした大坂なおみ(20)。


 しかし、海外メディアでは、大坂選手の優勝よりもセリーナの審判への物言いや表彰式でのブーイングの方が注目されてしまいました。この数日の全米の反応をまとめてお伝えします。

全米が大坂選手を擁護「大坂は被害者」「恥ずかしい」



 試合中に客席にいるコーチから指導を受けていたとして主審から警告を受けたセリーナが、ラケットを破壊し、主審に向かって暴言を吐いた一連の行動。

 セリーナに3回の警告が与えられ、大坂選手に1ポイント加算されたことで、会場のセリーナファンが激怒。表彰式でブーイングが巻き起こり、大坂選手が泣きながら「I’m sorry」という言葉を発する状況になってしまいました。

『ニューヨーク・タイムス New York Times』は、「勝利の瞬間を台無しにされた。ラモス(主審)、セリーナのコーチであるパトリック・ムラトグルー、また、他でもないウィリアムス本人も、若く才能のあるチャンピオンの勝利を後味の悪いものにした責任を負うべき。この騒動の被害者は大坂ただ一人だ」と辛口。

 公共放送『NPR』のテニスチャンネルでは、コメンテイターが「まだ20歳という若さの、汚れのない勝利を得る当然の権利を持つ者がブーイングを浴びるなんて」と憤りをあらわに。『ニューヨーク・ポスト New York Post』も「全米オープンが大坂なおみにした恥ずべき仕打ち」と題した記事を投稿。

 ツイッターでも、「恥ずかしい」「最低の決勝戦」「なんで彼女が謝らなきゃならないの」「なぜ観客がなおみに対してあんな態度が取ったのか、理解に苦しむ」と、大坂選手の擁護派が多く見られました。

「ごめんなさい」「残念です」論争、本人いわく?



 現在、日本では「I’m sorry」の訳について、「勝ってごめんなさい」なのか「こんな終わり方になってしまって残念です」なのかで議論が起こっています。

 しかし、月曜の朝にNBCの情報番組『トゥデイ Today』に生出演した大坂選手のインタビューを見ると、やはり「謝罪」の意味が強かったよう。

 勝利スピーチの真意を問われた彼女は、「あの場にいる誰もが、なんだかちょっと納得していないように感じたの。観客があんな終わり方を望んでいないことは私も分かっていたし。とにかく感情的になってしまって、謝らなくちゃって」と回答。

 観客のブーイングについては、「ブーイングが私に対するものなのか、結果に対するものなのか判別つかなくて、ちょっと悲しい気持ちになったわ。私もセリーナのファンだから。観客の悔しさにも共感できちゃうし」とも。

 何があっても“セリーナ大好き”の大坂選手。セリーナが「ブーイングはやめて、今はなおみの勝利を祝いましょう」と言ってくれたことにも感激したようです。

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新スターを日・米・ハイチで取り合い?

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