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欧米旅行したら…お店でチップは何%が相場?払わないといけないの?

時給300円以下!?過酷なアメリカのウェイトレス事情

チップ、ウェイトレス・ウェイター

写真はイメージです

 日本人の読者の中には、たいしたサービスも受けていないのになぜチップを払わなきゃいけないのか? チップ文化に疑問や不満を持つ方もいるかもしれません。  アメリカでは現在、チップが給与の大部分を占める職種に対する最低賃金は時給2.33ドル(≒262円)と法律化されているそう。  実際に最低賃金をいくらに設定するかは州や店舗によって異なりますが、それでも激安の時給で働くことには変わりなく、ウェイターやウェイトレスはチップなしではとても暮らしていけないのです。  そのためアメリカでは今夏、飲食店で働く人たちの過酷な状況を変えるための運動として、チップを食べた金額と同額払う「#TipTheBill(チップ・ザ・ビル)チャレンジ」がSNSを中心に盛り上がったほど。  旅行者が同額の100%も払う必要はありませんが、飲食の際はがんばって働いている彼らのためにも最低限のチップを置いていくようにしたいものです。 ―橘エコのリアルに使える英語― <文/アメリカ在住・橘エコ> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
橘エコ
アメリカ在住のアラフォー。 出版社勤務を経て、2004年に渡米。ゴシップ情報やアメリカ現地の様子を定点観測してはその実情を発信中。
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