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樹木希林さんの“終活”が話題。いとうあさこ、みのもんた…有名人の終活事情

みのもんたは身辺整理に重点。自宅に焼却炉を購入

 みのもんた(74)は「いろいろモノを残して死ぬと、子や孫の間で揉め事がおこる可能性があるから」と身の回りを整理することから終活を始めているといいます。  写真、アルバム、手紙といった「残された側が一番処分に困るもの」について、ゴミ置場に捨てたり産業廃棄物として出すのははばかられるという理由で、家に焼却炉を購入。週に1度、整理した思い出の品を自身で焼却しているとか。あわせて、経営している会社の社長職も75歳で退任し、残された子供たちが事業継承でもめないように、事業についても整理を進めているそうです。  葬儀については、家族葬にして生前に録音する自身のナレーションで司会進行をする予定でおり、告別式もやらないという意思を伝え、「義理で参列しなきゃいけない人の手間をとらせたくない」というみのもんた。「生きている間に全部整理して、死んだときは何もなしにしたい」と語っているそうです。(『NEWSポストセブン』2018年9月17日)

財前直見は終活のために、なんと6つの資格を取得!

 演技派女優の財前直見(52)は、親族が亡くなった際に「大事なもの」「残すべきもの」がわからず迷った経験から、自身が他界するときはまわりの人間が困らないようにと終活を始めたといいます。  その結果、つつがなく終活をすすめるために「終活ライフケアプランナー」「シニアピアカウンセラー」「メンタル心理カウンセラー」など6つもの資格を取ったそうです。  終活の一環として資格勉強を始めたときに、「自分が勉強している姿を息子に見せたかった。さらに勉強をすることで両親や友達の役に立てればと思うようになった」と発言。さらには「死を意識すると、よりよく生きようとする」と語り、エンディングノートのプロデュースも考えているとか。(『産経ニュース』2017年9月29日)  近年では自身の終活をメディアで語る著名人が増えており、終活をテーマにした本や雑誌も多く目にするようになりました。「若いうちはまだ」というものではなく、終活をしている人々の職業も年齢も様々です。  冒頭でも述べたように、生き方と死に方は同じ「人生」のテーマ。死を前向きにとらえることで、生きている今がより充実したものになるかもしれません。 <文/瀧戸詠未>
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