ハンデのある子は幼稚園に入れるか?という問題<発達障害のリアル>
道は必ずある。でもそれを見つけるのは親
実際、ぽんちゃんはいま特別支援学校に通っているが、ぽんちゃんのクラスメイトたちは幼稚園でも保育園でもなく、発達支援センターの幼児教室が出身だという子も多い。それぞれいろんな道があるのだが、それを見つけるのは親なのだ。親が自分で探さないと、何がふさわしくて、どこに受け入れてくれるかわからない。そして、まだ発達の遅れや障害の有無があやふやな0歳から4歳だと、さらにわからないのだ。
もう少しルートが提示されていればわかるのだが、まずわが子がほかの子と違うことを認めることが難しいこの時期に判断を迫られるのは本当に難しいこと。わたしのようにシングルマザーであれば保育園一択なのだが、発達の加減によって、それも難しいことがあるだろう。
大きな声で「どうしたらいいですか」と聞くことが大事
息子・ぽんちゃん(8歳):天使の微笑みを武器に持つ天然の人たらし。表出性言語障がいのハンデをもろともせず小学校では人気者
娘・みいちゃん(10歳):しっかり者でおませな小学5年生。イケメンの判断が非常に厳しい。
ママ:80年生まれの松坂世代。フリーライターのシングルマザー。逆境にやたらと強い一家の大黒柱。
【吉田可奈 プロフィール】
80年生まれ、フリーライター。西野カナなどのオフィシャルライターを務める他、さまざまな雑誌で執筆。23歳で結婚し娘と息子を授かるも、29歳で離婚。座右の銘は“死ぬこと以外、かすり傷”。著書に、女子SPA!での過去の連載をまとめた『シングルマザー、家を買う』がある。Twitter(@singlemother_ky)
【ワタナベチヒロ プロフィール】
漫画家、イラストレーター。お金にまつわる役立つ知識をオールマンガで1冊にまとめた著書『お金に泣かされないための100の法則』(ファイナンシャルプランナー山口京子先生が監修)が主婦と生活社より発売中。吉田可奈
80年生まれ。CDショップのバイヤーを経て、出版社に入社、その後独立しフリーライターに。音楽雑誌やファッション雑誌などなどで執筆を手がける。23歳で結婚し娘と息子を授かるも、29歳で離婚。長男に発達障害、そして知的障害があることがわかる。著書『シングルマザー、家を買う』『うちの子、へん? 発達障害・知的障害の子と生きる』Twitter(@knysd1980)
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