Gourmet

フニャ焦げになりがちな「焼きナス」。お店並みにおいしく作る裏技とは?

強火でしっかり! 途中でフタをむやみに開けないこと!

焼きナス(IHグリル) 両面焼きの場合は、そのまま焼き続けてください。片面焼きの場合は、7~8分経ったら、上下をひっくり返す程度に留めましょう。なんどもフタを開けてしまうと、温度が下がってしまいます。高温で焼いていくことで、中身にしっかりと火が通り、ジューシーさが出てきます。  焼き上がりのサインとしては、皮が香ばしく焼き上がり、パリパリと身離れしてくること。時間としては、ガス→15分~20分、IH→25分~30分を目安にしてください。 ※IHの方が焦げ目が付きにくいです。
焼きナス(IHグリル)

IHグリルで15分程焼いたのが、コチラ。まだ不完全。

 15分焼き程度だとまだ不完全。皮がシワシワになり、中身に火が通り始めていますが、ジューシーな仕上がりを目指し、あと10分くらい焼き続けましょう。
焼きナス(IHグリル)

IHグリルで25分焼いたものがコチラ。これくらい火が通れば十分。

 さらに10分ほど焼けば、中までしっかり火が通ります。さあ、次は皮をむいていきましょう。

皮は熱いうちにむく。竹串を使えば、スルスルむける!

 冷めるまで放置せず、熱いうちに、竹串や箸などを使って皮をむきましょう。身離れしているため、皮はスルスルむけるはずです。ガスグリルの火力が最強だと、焦げてボロボロになってしまいますから、少し控えめくらいがちょうど良いはずです。 ※ご自宅のグリルで理想バランスを試してみてください。
焼きナス 皮をむく

すべて皮をむくとこんな感じ

粗熱を取ってから冷蔵庫へ!

 さあ、あとは冷やすのはカンタン。熱いままラップをして冷蔵庫に入れると、蒸気でべちゃべちゃになってしまいますから、しっかり粗熱を取ってから冷やすようにしましょう。食べたい時に冷蔵庫から出して、めんつゆをかけ、鰹節やネギを添えてください。 焼きナス 完成 はい、完成です! さあ、皆さんもおいしいナスをヘルシーにたっぷり味わってくださいね! <文、写真/スギアカツキ> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【スギ アカツキ】 食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@akatsukinohana
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
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