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台湾のやみつきソウルフード新旧“魯肉飯”を食べ比べ♪in関東

 台湾を観光で訪れる日本人が増え、現地のB級グルメにも注目が集まる。そんななか、魯肉飯がちょっとしたブームになっている。

 日本人にも親しみやすい味わいで人気の台湾料理。なかでも最近、ファンが急増しているのが魯肉飯(ルーローハン)だ。本来は滷肉飯と書き、“滷”は「醤油で甘辛く煮込んだ」という意味がある。つまり魯肉飯とは、醤油で甘辛く煮込んだ肉をご飯の上にのせた丼のこと。現地の屋台や食堂のメニューで見かける、台湾ではポピュラーな庶民の味だ。今回は、魯肉飯を日本で味わうことのできる、老舗中華料理店と新進気鋭の専門店の2軒をご紹介。

コスパ抜群! 台湾の“お母さんの味”


 まず、横浜中華街にある「秀味園」。’63年の創業時より、台湾出身の“お母さんの味”を守り続けている。こちらの魯肉飯は、たっぷりのご飯の上に豚バラ肉の角煮と挽き肉、煮卵、高菜がのって、なんと500円。同店の人気を不動のものにしているのは、この圧倒的なコスパの高さだ。

S級グルメ

【秀味園の魯肉飯】八角などのスパイスを使用せず、比較的マイルドな味わいが特徴。甘めの台湾醤油と日本の醤油をブレンドし、砂糖や紹興酒で風味づけしたタレがベースとなっている。500円(税別)

「味も価格も創業当時から変えたくないという、義理の母である創業者の楊淑信の意思を守っています。実は、うちの魯肉飯は八角を使っていません。八角は、台湾では定番のスパイスですが、日本では苦手な人もいるので、誰もが食べやすいようにアレンジしているんです」(オーナーシェフの余水金さん)

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他にも台湾屋台の味が数多く楽しめる。「台湾風牡蠣チヂミ煮」800円(税別)

 食べてみるとクセがなく、確かに食べやすい。しかしマイルドすぎて食べ飽きることがないよう、味付けには工夫が見られる。トロトロになるまで6時間も煮込んだ角煮。あっさりめに仕上げた挽き肉。優しい味わいの煮卵。それぞれ別の鍋で調理し、味と食感に変化をつけてある。さらに、歯ごたえのいい茎部分を多く使った高菜の塩味と、胡麻油の香りが程よいアクセントに。食べ進むほどに「これ、本当にたった500円?」と申し訳ない気持ちになるほど、満足度ぶっちぎりな一杯だ。

「最初に角煮を頬張って、次に挽き肉とご飯、そして高菜、それから卵……最後に全部を混ぜて食べると、5段階で味の変化が楽しめます」と余さん。ぜひともシェフ推薦の食べ方を試してみてほしい。

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秀味園(シュウミエン)魯肉飯、焼きビーフン、牡蠣チヂミ煮といった台湾屋台料理の他、点心やコース料理もある


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日曜限定で営業する魯肉飯の専門店

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●秀味園(シュウミエン)
神奈川県横浜市中区山下町134
TEL:045-681-8017
営業時間:11時~22時L.O. 無休

●帆帆魯肉飯(ファンファンルーローハン)
東京都墨田区京島3-50-14
TEL:なし
営業時間:12~15時、16時~19時L.O. 日曜のみ営業

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