無印良品の冷凍食品、味とコスパを実食レポ。おにぎりがメチャ優秀
無印の冷凍食品はおいしい…?
無印良品が「冷凍食品」の販売をスタートし注目を集めていますが、前編でご紹介した中華総菜は、正直イマイチ。残りのアイテムも同じような結果なのでしょうか?
そこで後編では、身近な主食アイテム(おにぎり・パン)や和総菜・和スイーツをピックアップして検証してみたいと思います。
●健康食材たっぷり、滋味深くて美味! お茶碗半膳とは思えない満足感。糖質ゆるオフ派にはオススメ!
商品ラインナップの中で存在感のある「おにぎり」の中から、もち麦や枝豆のはいった雑穀おにぎりをチョイスしてみました。1個ずつ個別包装されていて、電子レンジで1分半程度温めればすぐに食べることができます。レンチンすると、べちゃべちゃすることもなく、ふっくらとした仕上がりに。
一口食べて、モチモチプチプチな食感や雑穀の旨味に、しみじみ感動してしまいました。うん、これはアリです! しっかり噛んで味わえるため、お茶碗半膳とは思えぬ満足感。そして、1個100円を切るリーズナブルなお値段感もうれしいポイントです。コンビニおにぎり買うことを考えたら、これは賢い選択肢になりそうです。
【オススメシーン】
・ちょっと小腹がへった時に
・ゆるーい糖質オフをしたい時に
●パン、チーズ、スモークチキンさえあれば、だれでも作れそう。温め方が電子レンジ⇒トースターで面倒。冷凍食品としてのありがたみが感じにくいかも。
続いては、全粒粉で作った自家製パンにチキンとチーズを挟んだ「ホットサンド」。これ、温め方が少々面倒で、レンチンしてからトースターで焼くという2工程が必要です。表示通り温めると、チーズがトローリとろけます。
見た目が素朴なので、ちょっと派手なお皿に盛ると良いでしょう。食べてみると、うーん、残念。チキンもチーズも悪くはないのですが、特に秀でた要素は見つけられませんでした。パン自体はパリパリ感やしっとり感、口どけもイマイチ。350円出すなら、それなりの食材がそろいそうです。
【オススメシーン】
・冷蔵庫に何にもないが、おなかが空いた時に
●“ちゃんと作った白和え”の感じは味わえるが、豆腐の風味と野菜の食感は劣る。あと一品欲しい時には重宝するかも。
続いては、女性が好きそうな和惣菜「白和え」。半日前に冷蔵庫に入れて解凍すれば、すぐに食べられるようになっています。お気に入りの器に盛りつければ、家庭的な和食が楽しめるでしょう。
味としては、こちらも大きなプラスマイナスがなく、至ってノーマル。むしろ冷凍することにより、豆腐の滑らかさや小松菜の食感の劣化が否めませんでした。こういう和惣菜は、最近だとスーパーやコンビニでも冷蔵タイプで売っていますから、冷凍食品としての強みが感じづらいかもしれません。また、1袋のボリュームが、誰に対してちょうどよい量なのかイメージしにくいかもしれません。
【オススメシーン】
・素朴な和惣菜をシンプルに楽しみたい時に
①もち麦ごはんの枝豆塩昆布おにぎり 5個 490円(税込)
②ホットサンド スモークチキン&チーズ 350円(税込)
③小松菜の白和え 390円(税込)
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