「カードキャプターさくら展」で幸せ感に包まれて…六本木で開催中
懐かしい『なかよし』の付録も!!
そして「CCさくら」ファンならずとも必見なのが、大っ量のCLAMP先生の原画です。
迷(メイズ)な原画ゾーンと名付けられた、迷路のようなコーナーに、約100枚もの原画が展示されてます。これも鳥肌ものでした。
カラー原画のあの立体感……! ホワイトのつぶつぶがキラキラ光ってます。肌の質感のなめらかさや優しい色づかいに、もうため息ばかり。あの色ムラのない綺麗なグラデーションが手書きだなんて信じられません。
そして印刷では見られない、息づかいの見えるようなモノクロ原画。「こんなところにホワイトで修正が!」っていう驚きや、切り貼りで添えられたお花、丁寧に塗りつぶされた墨、どの原稿もうっとりです。手書きの原稿ならではの裏事情がありありと見て取れます。
しかもこの原画、前期と後期で入れ替わるそうです。2回行かないとダメなヤツですね!
そして興奮さめやらぬまま突入するミュージアムショップ、やばいです……。写真にはないですが、花柄スマホケース、めっちゃかわいかった。
というわけで大興奮の展示会でした。ああ、しあわせ……。
<取材・文/和久井香菜子>
和久井香菜子
ライター・編集、少女マンガ研究家。『少女マンガで読み解く 乙女心のツボ』(カンゼン)が好評発売中。英語テキストやテニス雑誌、ビジネス本まで幅広いジャンルで書き散らす。視覚障害者によるテープ起こし事業「合同会社ブラインドライターズ」代表
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