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お見合いアプリで結婚できた女性に聞く。“いいね”が来ない時の対処法は?

普段通りの写真&文面の方がモテる

 前のめりで始めたわけでなかった新里さんは、お見合いアプリ初心者の女性が陥りがちなミスを都度都度犯します。例えば、最初に登録するときの写真を“山を背景にした凄い遠景のもの”にしたり、自己紹介文がなぜか選ぶ立場の上から目線だったり、登録したのに全然「いいね!」など良い反応が返ってこなくて、落ち込んだり…。  そこで新里さんが挫折しなかったのは、うまくいかなくても勇気をもって自分を客観視し、すぐに対策を取ったから。うまく進まず落ち込んだ新里さんは、自分の写真を普段の表情がわかるもの数パターンに換えたそうです。プロフィールの文言も自分を隠さず、しかしどんな生活をしている人なのかをわかるように直していきました。
『アプリ婚』より

『アプリ婚』より

『アプリ婚』より

『アプリ婚』より

 その結果、何人かの「いいね!」をもらえるようになっていくのですが、今度は「どういう人を選べばいいのか」問題が新里さんを襲います。  また、どの段階で会えばいいのか、どういう会話をすればいいのか、怪しい人をどう見抜けばいいのか…など、ひとつクリアすると、「また次…」という風に課題が次々浮上してきます。  本書ではその一つ一つを1ミリもカッコつけずに赤裸々に書いているので、読んでいると、彼女を応援したくなっていきます。また、半分近くが漫画で描かれていて読みやすいです。
新里碧さん

新里碧さん

「お見合いアプリを始めていなければ、夫と出会うこともなく、結婚もしていなかったかもしれません。だから、半ば強引に勧めてくれた同僚には、今とても感謝しています。そして、あの時の同僚のように、私が誰かの背中を押すことができればと思っています」  婚活がうまくいってない男女には、本書のハウツーが役立ちそうですよ。 ●新里碧さんプロフィール 取材漫画家・イラストレーター・アーティスト。働く堅実女子のお悩み相談サイトSuits-woman.jpにて『アプリ婚』を連載中。東京藝術大学卒業後、外資系広告代理店のアートディレクターを経てフリーランスに。 2011年に愛知県の離島振興事業「あいちの離島80日間チャレンジ」にて、佐久島へ4か月間住み、毎日漫画を執筆。翌年監修・デザイン制作をした「あさりん」は、2012年ゆるキャラグランプリみうらじゅん賞受賞。公式サイト:https://www.nissato.net/ <文/にらさわあきこ> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
にらさわあきこ
NHKディレクターを経て、文筆業に。恋愛や結婚、美容について取材・執筆を続ける中、2019年に「美活部」を発足。簡単&ラクに綺麗になるための情報をブログやインスタなどで発信。著書に『未婚当然時代』(ポプラ新書)『婚活難民』(光文社)『必ず結婚できる45のルール』(マガジンハウス)など。インスタ:@akiko_nirasawa_beauty、ブログ:『美活☆365日 簡単&ラク~に綺麗になろう!
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