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ディズニーが激怒する客のドン引き行為。キャストだけに分かる裏用語で呼び出しって?

シャレにならない!違反行為でアトラクション立ち入り禁止

 ところが、ディズニー側の警告もむなしく、園内で遺灰を撒く人たちは後をたたないようで、清掃員や警備員、キャストたちからは「実際に遺灰を掃除した」という証言が多く聞かれたようです。  ウォルト・ディズニー・ワールドの清掃員によると、遺灰が散布されたとの一報が入ると「HEPAクリーンナップ」という裏用語を使って緊急体制が敷かれるそう(その他の汚物清掃には「コード U」<尿 urine>か「コード V」<吐しゃ物 vomit>が使われるとのこと)。  空気中の目に見えない粒子まで清浄できる高性能HEPAフィルター内蔵の清掃機を持った清掃スタッフが駆けつけ、そのアトラクションは「臨時点検のため」などもっともらしい理由を付けて一時ストップ。立入禁止状態になってしまうのだとか。
ディズニーファン編集部「Disney PARKS PERFECT GUIDEBOOK 2018 (DISNEY FAN MOOK)」 講談社

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 ひんぱんに遺灰が散布されるスポットは、死者が扱われる「ホーンテッドマンション」、次いで「カリブの海賊」だそうですが、この2つは同時に一般客にとっての人気アトラクションでもあります。  従業員たちは「あそこには本物の死者が眠っている…、なんてシャレにもならない」と激怒。迷惑行為のせいで、人気アトラクションが立ち入り禁止になってしまう状況にイラだちを隠せないようです。 Source: 「Insider」https://www.thisisinsider.com/theme-park-employee-secrets-2017-6#there-might-be-actual-ashes-in-disneyshaunted-mansion-4 「The Wall Street Journal」https://www.wsj.com/articles/disney-worlds-big-secret-its-a-favorite-spot-to-scatter-family-ashes-1540390229?mod=trending_now_2 <文/アメリカ在住・橘エコ> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
橘エコ
アメリカ在住のアラフォー。 出版社勤務を経て、2004年に渡米。ゴシップ情報やアメリカ現地の様子を定点観測してはその実情を発信中。
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