モノの「捨てどき」最速ジャッジ方法。傘っていつ捨てたらいいの?
整理収納アドバイザー・生き方スタイリストで、「鬼速片付け」の著者でもある吉川永里子さんに、片付けのコツを聞く企画、第2弾です!(以下、吉川さんの寄稿)

今年もあっという間に年末が近づいてきました。何かと忙しくなるこの時期、大掃除が悩みの種の方も多いでしょう。でも今年は「平成最後の年末」だと思うと、部屋の中をスッキリ爽快にしてから年越ししたいですよね。
片づけに時間をかけずスムーズに終わらせるためには、適正な「モノの捨てどき」の目安を覚えておくと、何かと便利です。捨てるか迷ってしまったときの判断基準となりますので、ぜひ参考にしてみてください。
ふだんよく着る「カジュアルな服」は、3年たったら使用期限がきたと捉えましょう。もちろん、ずっと愛用していて手放すのを悩んでしまう服もあるかもしれません。でも、3年たてばだいぶ生地も傷んできています。服は自分の心や気持ちに影響を与えるものです。新しい自分に出会うためにも、3年を目安にリニューアルするのがオススメです。
「ブラジャー」や「ショーツ」は約1年。伸びたり縮んだりしてサイズが合わないと、スタイルに影響を与えます。下着は消耗品だと考えるのがベスト。
「靴」が増えてしまう方は多いと思いますが、「足下を見る」と言われるように、かかとのすり減りやつま先の色はげは意外に人に見られています。かかとやつま先の状態を基準に、処分や修理をしたほうがいいでしょう。
モノを大切にしたい人は「タオル」を溜め込みがち。でもゴワゴワになったまま使うのは肌トラブルの原因にもなりかねません。触ってゴワツキを感じたら捨てるか雑巾に。
同じ「コスメ」を長く使い続けている方が時折いますが、これもオススメできません。開封した瞬間から劣化が始まっています。まだ中身が残っていても、1シーズンで新しいモノに買い換えるのがいいでしょう。

「モノの捨てどき」の目安を覚えると片付けがラクに

服は買ってから3年で捨てる

コスメは1シーズンで新品に買い換えよう

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