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7歳のユーチューバーが年収24億円。一方、富士樹海の遺体動画で炎上した彼は…?

 7歳の少年が「世界で最も稼ぐユーチューバー」に輝き、大人たちが騒然としています。  彼の名前はライアン君。昨年も12億円を稼ぎ出し、キッズ1位、全体の8位と上位にいたのですが、今年はなんと倍の24億円の収入を得て全体のトップに君臨。大人の有名ユーチューバーたちをついに抜き去りました。

おもちゃで遊ぶだけで24億円!?でも大人になるまで使えない?

『フォーブス Forbes』が12月3日に発表した年間トップ10リストは、各ユーチューバーの2017年6月1日から2018年6月1日までの収入を集計したもの。  1位のライアン君をのぞくと、ランクインしたのは成人ユーチューバーばかりで、その大半が新作ゲームレビューを動画配信するゲーマーかオリジナル動画を投稿するVlogger(Video Bloggerの略:ヴロガー)で占められています。
「ライアンズ・ワールドRyan’s World」「Ryan’s World Mystery Blind Bag Figures」ウォールマート販売ページより

「ライアンズ・ワールドRyan’s World」ウォールマート販売ページよりhttps://www.walmart.com/ip/Ryan-s-World-Mystery-Blind-Bag-Figures/408216323

 記事によると、ライアン君の勝因は、米大型ディスカウントチェーンウォルマート」や「ターゲット」で販売を始めたおもちゃとキッズ向け衣料のブランド「ライアンズ・ワールド Ryan’s World」。  特におもちゃは、1年中おもちゃで遊び、その良し悪しを素直にコメントする姿が人気となったライアン君が作ったとあって評判も上々。彼の動画に夢中の子どもたちが、買ってくれと親にせがむことで売上高につながったようです。  しかし、何度も言いますがライアン君は若干7歳の小学生です。『ハローギグルズ Hello Giggles』によれば、収入のほとんどは彼が大人になってからでないと手を付けられない特別な口座に入れられ、保護されているそう。大金を稼いではいても、今は使うことができないのです。  2015年、ライアン君が3歳の時にスタート、たった3年で購読者数17億人のおばけチャンネルになった「ライアン・トイズレビュー Ryan ToysReview」。 「なぜこんなに人気があると思う?」という『NBCニュース NBC News』の問いに、ライアン君は「ボクが面白いから」と一言。将来の夢はゲームクリエイター。これからどんなふうに育っていくのか注目です。

富士樹海の遺体動画で炎上ユーチューバー、10位転落でも収入アップ!

 一方、今年1月に日本の青木ヶ原樹海で撮影した遺体動画をYouTubeに投稿し、大炎上したローガン・ポール(23)は10位に転落しています。  騒動のあと、事態を重く見たYouTubeは彼との提携を解除。広告枠である「グーグル・プリファード」からもチャンネルを除外しました。  しかし、収入額だけ取って見ると、昨年の14億円から16億4000万円にアップしています。 『フォーブス Forbes』によると、これは彼の収入源がネット以外にもあるからで、一番大きな利益になっているとオリジナル衣料ブランド「マーベリック Maverick」が今も堅調なため。  熱心なファンが同ブランドの商品を買い続けたことで、スポンサーからの収入は落ちても、全体的には昨年よりも収入が上がるという不思議な現象が起きました。
 ランキングには他にもピューディパイ(29)やポール兄弟の弟ジェイク・ポール(21)など常連が名を連ねる他、オリジナルコスメブランドの年間売上が113億円以上あるメイクアップアーティスト、ジェフリー・スター(33)が初ランクインしています。 Sources 「Forbes」https://www.forbes.com/sites/natalierobehmed/2018/12/03/highest-paid-youtube-stars-2018-markiplier-jake-paul-pewdiepie-and-more/#5070f97c909a 「NBC News」https://www.youtube.com/watch?v=vwBQYcOm8fY&feature=youtu.be 「Hello Giggles」https://hellogiggles.com/news/youtube-top-earner-7-years-old-ryan-toysreview/ <文/アメリカ在住・橘エコ> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
橘エコ
アメリカ在住のアラフォー。 出版社勤務を経て、2004年に渡米。ゴシップ情報やアメリカ現地の様子を定点観測してはその実情を発信中。
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