飛行機のエコノミー、どの席がいい?窓側/通路側、前方/後方のメリット&デメリット
ビジネスクラスやプレミアムクラスに比べるとシート幅は狭く、リクライニングもあまり倒れず、あまり快適といえない飛行機のエコノミークラス。だからこそ座席の場所選びは結構重要です。
「同じ仕様のシートなわけだし、どの席だって同じでは?」と思うかもしれませんが、実は場所によって快適度はかなり違います。
例えば、3列シートの真ん中や中型機以上に見られる中央4列シートの間2つのような両サイドを挟まれる座席は、隣に誰か座っているだけで圧迫感を覚えます。友達や彼氏であればともかく、全然知らないおじさん2人に挟まれた日には、それだけでちょっとしたストレスになるかもしれません。
よって基本は窓側か通路側という選択になります。このうち窓側の場合、窓側は壁と座席の間に若干の隙間があり、壁にもたれかかるような形で寝ている人も見かけます。また、景色が堪能できるのも窓側に座った人の特権です。
ですがトイレに行く際は、隣の人に「すみません」と声を掛けなければなりません。これをストレスに感じ、行きたくても我慢する人も多いのではないでしょうか?
これに対して通路側の利点のひとつは、トイレに行きやすいこと。長時間のフライトのように乗客の多くが睡眠中でも関係ないため、これは大きな魅力です。それと通行の妨げにならない程度なら通路側に足がちょっとはみ出ても問題ないため、身体の大きな人や足の長い人にはいいかもしれません。
あと、座席が前方か後方かについても違いはあります。ほとんどの空港では前方左側のドアから乗り降りするようになっており、前の座席の方から順番に降ります。そのため、「着陸後、1分1秒でも早く出たい」という人は前方の通路側がオススメ。荷物を機内持ち込みにしていれば、国内線なら到着後10分15分後には電車やバスに乗り継ぐことも可能です。
さらに通常2~3種類から選べる機内食も前方から配られるため、後列の座席だと残っているのは1種類なんてことも珍しくありません。機内食を重視するならあまり後ろにならない位置で座席を確保するようにしましょう。
ほかにも機内からの景色を楽しみにしている人もいると思いますが、機体中央部分は翼が邪魔で下が見えません。これを避けるのがベターですが使用する機材によっては中央~後方でしか座席を選べない場合もあり、その場合は後方の一択となります。
窓側、通路側のほうがスペースを広く使える?

座席が後方だと機内食が選べないことも!

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