『フィギュアスケートプリンス 2017-2018シーズン終盤号 』(英和MOOK)
冒頭でも紹介した羽生選手は3位にランクインしました。2014年のソチオリンピックに続き、平昌オリンピックでも2大会連続の金メダルを獲得。実力もさることながら、長い肢体で華麗な衣装を着こなす姿、時折見せるはにかんだ笑顔は少女漫画から飛び出してきた王子様そのものです。「プーさんが好き」など、設定までいちいち王子様。まさに国民的王子と言える存在でしょう。
『週刊朝日 2018年6/29号』(朝日新聞出版)
2位には、堂本光一(40)がランクインしました。ビジュアルももちろん王子なのですが、その美しいビジュアルとは対照的に自身のコンサートで繰り出される毒舌もファンには人気のようです。
コンサートでは華麗な歌やダンスを披露したあとに、MCで『今、オレと目が会った人~?』と煽りながらも、『早く現実見ろよ』と返すなどまさにツンデレ。ファンもこのギャップにメロメロのようです。
テレビ番組の企画では、「食品衛生責任者」をはじめ「小規模ボイラー取扱者資格」「アーク溶接資格」などの様々な資格に合格。主演舞台『Endless SHOCK』では見事な階段落ちをみせるなど、まさに仕事に対してはストイックそのものです。ファンとの信頼関係から生まれる毒舌は、まさに愛されドS王子と言えるでしょう。
『パンチドランク・ラヴ』(初回限定盤B CD+DVD)
堂々かつ断トツの王子キャラ1位には及川光博(49)がなりました。先日、女優の檀れい(47)との「円満離婚」発表をした及川ですが、結婚生活はおろか、離婚ですら、すべてがミステリアスで美しいイメージのままのミッチー王子です。
自称「王子」としてデビューしましたが、その後いったんは「王子キャラに疲れた」とのことで、「王子転職宣言」をしています。しかし、もはやその王子然としたビジュアル・行動から王子キャラを抜くことはできません。
その後も『相棒』(テレビ朝日系)、『半沢直樹』(TBS系)、『白い巨塔』(フジテレビ系)などの大ヒットドラマで、警視、銀行員、弁護士など様々な役を演じますが、いずれも王子様のイメージのまま視聴者を魅了させてくれました。
ファンである「ベイベー」たちをいつまでも大切にして、ライブでは最高に楽しませてくれる、歌って踊って演じる、もはやキャラを超えたエンターテイメントの王子様です。
キャラと言いつつも、ランクインした有名人を見ていると本当の王子様なんじゃないかとついつい思ってしまいます。まさに、見ているだけで幸せな有名人の王子様はわたしたちを異次元の世界に連れていってくれます。
※【調査概要】
調査方法:アイブリッジ(株)提供の「リサーチプラス」モニター(30代40代女性)に対してアンケートを行い、その結果を集計したものです。
調査期間:2018年11月16日~2018年11月16日
有効回答者数:30歳から49歳 女性100名
<文/瀧戸詠未>