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『まんぷく』長谷川博己がまた逮捕。“牢屋のハセヒロ”割合を数えてびっくり

(2)2度目の逮捕:愉快な塩軍団たちも一緒に全員逮捕

●12月1日~8日までの7話分  戦後、「たちばな塩業」を立ち上げ、復員兵たちを集めた通称「塩軍団」とともに塩づくりを始めます。  ところが、一部従業員たちが、倉庫で発見した手榴弾を海に投げて食料にする魚をとっていたところ、近所の人に通報され、「進駐軍への反乱」を疑われて社員全員が逮捕されます。スーツをビシッと着て初出勤した真一さん(大谷亮平)がそのまま逮捕された哀れさには、全視聴者が涙しました。  ただ、拷問されるわけではないことや、愉快な塩軍団たちと一緒であることなどが視聴者的に精神的ゆとりにつながるのか、釈放されるまではさほど長い印象がなかったのではないでしょうか。  おまけに、取り調べ中の一人一人の「Wanted」的なモノクロフォトのかっこいいこと。全員の顔写真を収録するメモパッドとして発売してほしいです。

(3)3度目の逮捕:4年もの実刑判決。長い…

●12月15日~22日も継続中(少なくとも8話分以上)  萬平が夜に電話を受け、ナレーションで「悪夢の始まりでした」が入ります。  翌朝、神部(瀬戸康史)からの電話により、鈴と福子は萬平が逮捕されたことを知らされます。そして、12月22日の放送分でもまだ釈放されずに牢獄にいます。実は3度目がドラマ話数にして最長の獄中生活です。  ちなみに、3度目だけは、すぐに「重労働4年、罰金7万円」の実刑判決が出てしまったために、とうとう初めての獄中での「おつとめ」として、毎日すのこのようなものを作っている姿が見られます。実はワーカホリックの萬平が「文句を言いながら嫌々仕事をする」姿は、レアモノです。

今までの放送分で、約3割も拘留・獄中にいる長谷川博己

 3度目の獄中生活はまだ続いていますが、12月22日までの全72話の中、逮捕された瞬間も含めて「拘留・獄中生活」は21話分。全体の約3割が牢屋にいると思うと、かなり凄いことです。が、実際にモデルとなった安藤百福氏も、タイミングや状況は多少異なるものの逮捕歴3回ということですから、凄い人生です。  さらに、3割も塀の中にいながら、悲壮感や辛さで脱落していく視聴者がほとんどいないのは、間違いなく役者陣や脚本、演出などの力量によるものでしょう。 <文/田幸和歌子> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
田幸和歌子
ライター。特にドラマに詳しく、著書に『大切なことはみんな朝ドラが教えてくれた』『Hey!Say!JUMP 9つのトビラが開くとき』など
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