『まんぷく』長谷川博己がまた逮捕。“牢屋のハセヒロ”割合を数えてびっくり
視聴率も評価も初回から常に高水準を維持したまま、2018年放送分も残りわずかとなったNHK朝ドラ『まんぷく』。年内は12月28日(金)までで、総集編・前編が12月29日(土)8:00~9:28(NHK総合)で放送されます。
そもそも解散のきっかけとなったのは、萬平3回めの逮捕でした。舞台は、戦争に負けた日本が、アメリカ進駐軍(GHQ)の支配下に置かれている時代。
萬平&福子夫妻が、教育を受けられなかった従業員たちに奨学金を与え、夜間学校に通わせたことが「脱税」とされてしまったのです。萬平は進駐軍に逮捕され、罰金7万円と追徴課税まで支払いを求められてしまいます。仕方なく会社を解散することに。
●10月13日~19日までの6話分(※ドラマの放送話数です)
最初の逮捕は戦時中。理由は、「軍需物資を横流ししている」という疑いをかけられたこと。真犯人は、萬平の才能に嫉妬した共同経営者の加地谷(片岡愛之助)でした。実は福子と萬平が二人だけで会ったのは、2回だけ。発明家という職業を理由に、萬平との交際を母・鈴(松坂慶子)に反対され、咲姉ちゃん(内田有紀)の病気が治るまでは萬平に会わないと約束した福子。しかし、咲姉ちゃんは亡くなってしまいます。
もう会わないと決意する福子でしたが、「大事な人がいるなら、生きてそこにいるなら、簡単に手放してはいけない」と真一さん(死んだ咲姉ちゃんの夫、大谷亮平)が背中を押してくれたことで、会いに行くと、そこへ憲兵が……。
世界初のインスタントラーメンを生み出した安藤百福・仁子(まさこ)夫妻をモデルにした、福子(安藤サクラ)・萬平(長谷川博己)の激動人生。12月22日放送分では、ついに「たちばな塩業」(塩づくりの会社)の新事業として立ち上げた「たちばな栄養食品」の解散が決定してしまいます。 みんなの愛する「塩軍団」(たちばな塩業の男くさい従業員たち)がバラバラになってしまうという寂しい結末がやってきました。塩軍団が見られるのは、おそらく年内だけと誰もが思っていたことでしょう。それにしてもやっぱり寂しい。
気がつけば、萬平=長谷川博己はしょっちゅう“牢屋”にいる
それにしても、3度目の逮捕ともなると、さすがに「萬平さんは見るたびに牢屋にいる」と悲痛に感じる視聴者もいるかもしれません。 実際、萬平の顔を思い出すたび、浮かんでくるのは―― (1)福子への恋や妊娠発覚などでニヤニヤする顔、 (2)仕事に打ち込んで夢中になるあまり、目が釣りあがってくる顔、 (3)青い光がさしこむ牢の壁際に座り、目の中に冷たい怒りの炎を宿している顔 この3つが浮かぶ人も少なくないのではないでしょうか。 そこで、第1話から12月22日放送分第72話までの計72日間の中で、萬平がどれだけ牢屋にいたかを改めて見直してみました。
1度目の逮捕:拷問を受ける長谷川博己に萌えた人も
1度目の逮捕では、数々の拷問を受け、後に体を壊すハメになった萬平さん。生きるために床にぶちまけられた食事を犬食いする凄惨なシーンもあったため、すごく長い印象がありましたが、実質ドラマ時間では1週間の牢獄生活でした。ちなみに、青い光の中で拷問される姿は美しく、詩的にも見えました。壮絶な日々を物語る萬平さんの傷についてメイクさんにお聞きしました。
— 【公式】連続テレビ小説「まんぷく」 (@asadora_bk_nhk) 2018年10月18日
「左唇の端は憲兵の右手で殴られた傷、右ほほは地面に押しつけられた擦り傷。その他、鼻血や縛られた跡など、台本を読み想像しながらメイクしました」
これぞプロフェッショナル、仕事の流儀!#まんぷく #朝ドラ #長谷川博己 pic.twitter.com/WJcZsolg66
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