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掃除は部屋の“すみっこ”を攻めるべし。掃除が超ラクになる驚きの事実

「年末の掃除ですっきりしたはずなのに、1カ月もたたないうちに汚れてきた」「そもそも大掃除をちゃんとできなかったので、今からでも掃除しなきゃ!」なんていう人も多いのでは?

図解 健康になりたければ家の掃除を変えなさい そこで、日本ヘルスケアクリーニング協会代表理事で、『図解 健康になりたければ家の掃除を変えなさい』(扶桑社)の著者でもある松本忠男さんに、正しい掃除のポイントを伺いました!

家の汚れの“癖”を知れば、掃除はとっても楽になる


――掃除が苦手という人も少なくないと思うのですが、部屋をきれいにするコツなどはありますか?

松本忠男さん(以下、松本)「掃除は“きれい””汚い“ってイメージが先行していますが、人によって基準が違うので、“きれい”とか“汚い”というのはすごく曖昧な言葉なんですよね。そんな感覚的なものを一生懸命追いかけているから大変なんですよ。

 掃除をするうえで大切なのは、家の汚れの癖を知ること。そして、家からいかに汚れを減らすかということです。それがわかれば掃除がとっても楽になりますよ」

松本忠男さん

掃除のプロフェッショナル 松本忠男さん

――家の汚れの癖とは?

松本「一言でいえば、“どこにホコリが溜まるか”です。例えば、木綿のタオルを振ったりめくったりするとホコリが出るけれど、机の上に置いているだけでタオルから勝手にホコリがポンポン出てくることはないですよね。そのように、家のホコリというのは人間の動きで発生するんです。

 そしてそのホコリは、人間の動きによって起こる風で寄せ集められて、四隅を中心に溜まっていきます。ホコリだまりは、間取りや動線、家族構成や換気の仕方などによっても変わってきますが、いつもだいたい同じ場所。なので、その場所さえわかれば、あとは取り除くだけで掃除は終了です」

――なるほど! では、掃除機をかけるときはそのホコリだまりから始めればいいんですね。

掃除機松本「集まったホコリを吸い取って“汚れを減らす”という意味ではその通りなのですが、掃除機の排気でホコリを再び舞い上がらせたり、掃除機をかける動作で新たにホコリを出してしまうことがあるので、掃除機のかけ方にも注意が必要です。みなさんよく部屋の真ん中ばかり掃除機をかけがちですが、それは逆効果。掃除機の3原則は、『飛ばさない・広げない・ゆっくり』です」

掃除機より楽に確実にホコリを取る秘密兵器「スクイージー」


――掃除機はどのようにかけるのがいいのでしょうか?

松本「なるべくゆったりと、コンパクトな動作で掃除機をかけることです。あと、排気口が床に近いとホコリを舞い上がらせやすいので、スティックタイプの掃除機を使うのもおすすめです。ただ、重たい掃除機を出して、あっちこっち持ち歩いて、終わったらまたしまって……って、面倒くさいじゃないですか。それに、掃除機って構造上、隅(すみ)が上手く吸えないんですよ。

 だから私は、ホコリが溜まりやすい場所の近くに、ゴム部分に5ミリ間隔で切り込みを入れた『スクイージー』を置いています。これならホコリを舞い上がらせることなく、隅のホコリまでしっかり掻き集められます。持ち運びの手間もないし、1、2秒で掃除が終わる上、100円均一などでも手に入るから、10個用意しても掃除機を買うよりうんとリーズナブルですよ(笑)」

スクイージー

100均でも買える「スクイージー」。切り込みを入れてアレンジするのが松本さん流。

――隅の汚れにも強い構造だというお掃除ロボットはいかがですか?

松本「大きい汚れを取ってくれるという意味ではいいと思います。ただ、隅の汚れを掻き集める回転式の羽のような物は、ホコリを集めると同時に舞い上げてもいるはずなので、すべてのホコリが吸い取れているわけではないでしょう。吸引力もそれほど強くないし、床を這っているため、水分を含んだペタペタしたホコリなどの汚れは引き延ばしてしまいますから、普段きちんと掃除をしている人がときどき使うくらいがベストかと思いますね」

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“ホコリだまり”を減らすにはどうすれば?

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