掃除は部屋の“すみっこ”を攻めるべし。掃除が超ラクになる驚きの事実
効率のいい掃除には、“ホコリだまり”を減らす作業を
――数日おきに隅の汚れを取るだけなら、忙しい人も掃除嫌いな人も取り入れやすそうです。ちなみに、大掃除などしっかり掃除をしたい時、プラスアルファでやったほうがいいお掃除方法などはありますか?
松本「大掃除をしなければならないほど汚れていることが問題なので、まずはその意識を変えることですかね(笑)。日ごろから隅の汚れを取っていれば、家のホコリはある程度取り除かれているので、大がかりな掃除は必要なくなりますよ。
とはいえ、ホコリだまりの数が多いと億劫(おっくう)になりやすいので、『がんばるぞ!』という掃除の時には、整理整頓したり家具の配置を変えたりして、ホコリの溜まる場所を減らす作業をしてみてはいかがでしょうか? ポイントとしては、ホコリを集める風の流れをさえぎらないために、あまり物を置かないこと。部屋もすっきりするし、掃除もさらに楽になって、掃除そのものに対する意識が変わると思います」
―松本忠男さんに聞く健康掃除のコツ vol.1―
【松本忠男】
東京ディズニーランドの開園時の正社員、ダスキンヘルスケアを経て、亀田総合病院のグループ会社に転職。清掃管理者として約10年間、現場のマネジメントや営業に従事。1997年、医療関連サービスのトータルマネジメントを事業目的として、株式会社プラナを設立。日本ヘルスケアクリーニング協会代表理事。亀田総合病院では100人近く、横浜市立市民病院では約40人のスタッフを指導し、現場で体得したコツやノウハウを、医療、介護施設、清掃会社に提供している。
<取材・文/千葉こころ>
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自由とビールとMr.Childrenをこよなく愛するアラフィフライター&編集者。
人生後半戦も夢だけは大きく徒然滑走中
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