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『まんぷく』の新キャラ、ハンサム加藤雅也が芸人・岡田圭右ソックリな謎

 2019年に入り、一気に8年後(昭和32年)の物語が描かれているNHKの朝ドラ『まんぷく』。
 萬平さん(長谷川博己)と福子(安藤サクラ)の一家は、大阪の池田で暮らしています。会社をたたまざるを得なくなった萬平さんが、畑違いの金融業――池田信用組合の理事長就任を頼まれたからです。『まんぷく』は日清食品創業者・安藤百福さんがモデルの物語ですが、インスタントラーメンを発明する前に信用組合の理事長をやっていたのも実話です。

加藤雅也が「ワオ!」。わざと岡田圭右に寄せてる?

 そして福子は、昼間だけ池田の喫茶店「パーラー白薔薇」で働き始めます。  そのパーラーのマスターとして登場したのが、新キャラ・川上アキラ。芸人コンビ「ますだおかだ」の岡田圭右が出ていると思いこんでいる人もいるのではないでしょうか。  ネット上には「ハッピーボーイ岡田に見えて仕方ない」「ますおかの岡田の完コピにしか見えない」などという声が多数ありますが、実際は、長身二枚目俳優の加藤雅也です。
 でも、おそらくこれ、「不運な(?)偶然」ではなく、あえて岡田に寄せていっているのではないかと思えてならないのです。なぜなら、「ワオ!」(岡田圭右の持ちネタ)と言ったり、変な英語を多用したり、関西弁でノリツッコミまでしたりするからです。
岡田圭右

こちらは岡田圭右

 しかも、演出側のオファーではなく、本人が寄せているのではないかと思えてならないのは、加藤雅也がもともと「面白い人」であることが『ダウンタウンDX』などへの出演をきっかけに広く知れ渡っているからです。  身長183センチのモデル出身、目元に常に色濃く陰影が出るほど彫りの深い甘いマスクに、クールな雰囲気、横浜国立大卒の知性派。おまけに、喋るとコテコテの関西弁で面白い。  以前、「あの顔なんやの、外国人やであれ。日本人でキレイな顔に出来上がった人の5本の指に入るよね。ほんで、性格もオモロいわ。おばちゃんやで性格」と、笑福亭鶴瓶に言わしめたほどの「最強のギャップ」俳優です(鶴瓶がMCの『チマタの噺』2016年9月27日放送)。  そう思うと、「たまたま似ていることが発覚した」のではなく、役作りでオールバックにして鏡を見ているうちに「ワオ! 誰かに似てる?」と気づいてしまったのか。  あるいは、「おもしろおかしい夫婦」(妻役は牧瀬里穂)という設定を受け、演出側との打ち合わせの過程で「岡田君に似てるって言われるんですよ」→「あ、それいいですね!」となったのか。  経緯が気になりますが、おそらく意図的でしょうし、「ワオ!」がすでに出ている以上、どこかでそのうち「閉店ガラガラ」(同じく岡田圭右の持ちネタ)を連想させるワードも出てくるのではないかと思えてなりません。  ちなみに、俳優30周年という加藤雅也の朝ドラ出演は、『青春家族』(1989年)以来、30年ぶり。嬉しい「里帰り」です。 <文/田幸和歌子>
田幸和歌子
ライター。特にドラマに詳しく、著書に『大切なことはみんな朝ドラが教えてくれた』『Hey!Say!JUMP 9つのトビラが開くとき』など




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