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さえない夫が不倫相手と同棲…?妻がくだした決断の深い理由

 バンドマンや俳優など夢を追う職業の男性が、人気が出た後に、売れていない時代を支えてくれた糟糠(そうこう)の妻や彼女がいるにもかかわらず、別の女性と不倫・浮気する残念な話をよく耳にします。
成金セレブ、成功者、不倫、浮気

写真はイメージです(以下同じ)

 こういった話は芸能人だけかと思いきや、一般人でも起きるようで…。しかも意外な方向に向かったという経験者の話を聞いてみました。  斉藤真希さん(仮名・34歳・弁当屋パート)の夫(Sさん・42歳)は漫画家をしていますが、売れていないため生活はカツカツです。 「夫は、サブカル誌で読者投稿を漫画にしたり、芸能ネタ漫画を描いているのですが…仕事が少ないので私がパートに出てなんとかやっていける感じでしたね」  幸いパート先のお弁当が半額で買えたので、そればかりを食べて暮らしていたのですが…。

夫のマンガがTwitterでバズって仕事が増えたけれど…

 ある日、夫のSさんがツイッターにアップした漫画が、プチバズって評判に。そのシリーズを次々とアップしていたら、ちょこちょこ仕事の依頼が舞い込んできたそう。 「元々Sはギャグ漫画家を目指していたので、相当喜んでいましたね。そして、私はちょうどパート先の人間関係でもめていたので…収入が増えた勢いで辞めちゃったんですよ。もうあそこの弁当は見るのも嫌ですね~」  ですが、順調に仕事が増えているのにSさんは、浮かない顔をしてため息ばかりついています。 「急に忙しくなって体調でも崩したのかな?と思い聞いてみると…深刻な顔で『話がある』と言われたんです」 バズったマンガの原作者は不倫相手 実は、自分のホームページ宛に「ファンです」とメールをくれたフリーターの女の子と、昨年から不倫しているんだと告白するSさん。 「はっ? って感じで…怒るというより、こんな地味で真面目なSが不倫? という驚きの方が強かったですね」  ですが、告白はこれだけではなく…。

不倫相手の協力のおかげでマンガを描くことが出来ていた夫

「『プチバズッた例のツイッター漫画、実は彼女がネタを考えてくれてるんだ』って言われて…これはさすがにショックでしたね。お前の実力じゃなかったのかよ!と思わず突っ込んでしまいました」  さらに告白は続き、その彼女が「これからもネタを考えて欲しかったら、私の部屋に引っ越してきて。じゃないともう一切ネタをあげない」と、ごねているとSさんは泣きそうな顔をして言ってきたそう。 「しかも私に『どうしよう?』って聞いてきたんですよ。知らねーよ! と思いましたし、泣きたいのはこっちだという気持ちと、まず不倫なんかして謝れよ! とか…色んな感情がごちゃまぜになってパニックになりましたね」  あまりの事に「2、3日考えさせて」と家を飛び出し、学生時代からの親友の家に泊めてもらった真希さんは、親友に寝ないで話を聞いてもらって多少落ち着きを取り戻し、家に戻るとSさんと話し合いに。
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夫の意外な提案は…
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