DV彼氏に復讐した女性。なんと「虫を使ってリベンジしました」
DVと聞くと、夫婦や同棲カップル間の暴行をイメージすることが多いかもしれませんが、そうではない恋人の間でも起きているのが実情です。
そのまま気を失ってしまった亜紀さん。朝方意識が戻ると、顔がはれているせいで目がほとんど開かなくて驚いたそう。
「もうすでに彼の姿はなく、玄関の鍵は開いたままになっていました。気を失った私を放置したままで帰って…もし変な人が入ってきて、さらに乱暴されたり強盗にあったらどうするんだよ? と心底怖くなりました」
開かない目で無理矢理鏡を見ながら、顔についた鼻血を拭いていたら「なんで私がこんな目にあわなければいけないんだろう?」と怒りが込み上げて止まらなくなってきて…。
「Tとはもう別れようと決めました。でも、こんな酷い目にあってただ別れるだけじゃ気が済まないし…と考えていたら良い事を思いついちゃったんですよ」
Tさんから、また着信や謝罪のラインが届いていましたが無視をし、復讐の準備を進める亜紀さん。
また急にTさんが、酔っ払って家に来てしまったら怖いので、姉の部屋に居候(いそうろう)させてもらいつつ…復讐決行の日をむかえました。
付き合った当初は暴力的な面を見せないようにしていたり、暴行のあと優しくしたりするDV彼氏に苦しむ女性は多いもの。そんな中、暴力彼氏に復讐した女性の話を聞いてみました。
豊田亜紀さん(仮名・27歳・書店員)は、昨年までお付き合いしていた同じ歳の彼(Tさん・会社員)からDVを受けていました。
「付き合い始めは穏やかな人だったのですが…お酒を飲むと急に強気になって、私に“足4の字固め”(関節技)などのプロレス技をかけてきては、痛がる姿を見て喜んでいましたね」
翌日、酔いが醒めるとTさんは泣きそうな顔をして「もう絶対に暴力は振るわない、お酒もやめる!」と謝ってくるので2~3ヶ月は、その言葉を信じて許してあげていました。
「ですが、Tは当然のように約束を破り…また酔っ払って私の部屋にやってきたので『もうお酒飲まないって約束したじゃん』と怒ったら、逆ギレして私の顔面を思いっきりグーパンチしてきたんですよ」
酒乱の彼に殴られ気絶
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