CAより人気の職種「グランドスタッフ」の裏話。顔採用ってホント?
内定は狭き門。語学力は必須
「おーい、なんで今なの!」と叫びたくなる気持ちを抑えて留学先からエントリーシートを送り、書類選考に通ったのを機に短い留学生活に幕を下ろして帰国です。この思い切った行動が面接官に響いたのか、採用試験はトントンと進み内定をもらったからよかったけど。
CAやグラホを志す人は、大学や短大、専門学校に通いながらエアライン就職セミナーみたいなものに通ったり、エアライン雑誌を読んで研究したりとかなり本気で臨んでくる人が多いから、それなりの努力や工夫は必須だと思う。語学力はもちろん、臨機応変さや芯の強さなんかも見られていたのかなという気がします。あと、外見の清潔感も。
顔採用はウソ? ホント?
グラホに関しては、CAほど厳しい規定はなかったけれど、髪のツヤや肌荒れ対策はずっとしていたし、歯のホワイトニングをして清潔感を意識して臨んだ記憶があります。
そんなこんなで、内定式。なんと同期はたったの5人でした。面接時にはあんなにたくさんの人がいたし、それも数日に分かれておこなわれていたのに……。これは、本当に狭き門だと鳥肌が立ったのを今でも覚えています。
そして、本当に大変だったのは入社をしてから。絶対に泣かない私が涙のOJT(現場研修)で心が折れまくりました。(続く)
―グランドスタッフの裏話 VOL1―
<文/高木沙織>
⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】高木沙織
「美」と「健康」を手に入れるためのインナーケア・アウターケアとして、食と運動の両方からのアプローチを得意とする。食では、発酵食品ソムリエやスーパーフードエキスパート、雑穀マイスターなどの資格を有し、運動では、骨盤ヨガ、産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、Core Power Yoga CPY®といった資格のもと執筆活動やさまざまなイベントクラスを担当。2021年からは、WEB小説の執筆も開始。Instagram:@saori_takagi
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