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空港グランドスタッフの、美人で怖〜い先輩達…「死んだら?」と怒られた大失敗

 こんにちは。ライターの高木沙織です。  私はかつてグラホ(グランドホステス、グランドスタッフ)として6年間勤務していました。みなさんも空港で接する、航空会社の地上職です。  今回は、グラホ時代のお話し第2弾。パワハラ炸裂し放題の「涙のOJT(現場研修)」期間について書いていこうと思います。 空港 グランドスタッフの裏側 こう言ってはなんですが、私は本当に泣かない人間でした。人に涙を見られるのが嫌で嫌で。あ、一人でも泣かなかったから、もともと涙が流れにくいタイプの人間だったのかもしれませんね。悲観的になることもなかったし。  それなのに泣いてしまったのは……、入社後すぐに始まったOJTがあまりにも過酷だったから(退職して7年たっているので少し状況は違うかもしれませんが)。

同期一の劣等生だった私

 さて、前回は晴れてグラホ(グランドスタッフ)としての内定をもらったところまでお話ししました。  同期は自分を含めて女性5人。当時は特定地上職につく男性はあまりいませんでしたね。就職した外資系エアラインは本社が日本にはなく、パイロット訓練生や本社採用の男性たちは地上職経験時代に出会うこともありません。なので、成田空港支店には役職がついた上司の他に男性はいませんでした。
グランドスタッフ

写真はイメージです(以下同じ)

 では、どんな同期がいたのか? それが、みんな「何が何でもエアライン志望」のガチのエアライン教育を受けてきた人たちばかり。有名大学の卒業生でありながら、就活中にエアラインセミナー的なものを受けていたというのだから、入社式の時点でまとめ髪にメイクもグラホのそれでした。  自分でも、「なぜこのなかに私が?」って思いましたよ。同時にこのなかで一番学力が低いのは私だとも。始まる前から同期一の劣等生です

ビジネス英語にたじたじ、心がポッキリ

 でも、努力はしました。グラホには必須である語学力のブラッシュアップは特に。学生時代は英文科で英語漬けなうえに、習い事で英会話スクールにも通っていたし、二度の留学経験もあったし、英会話への抵抗や恐怖心はゼロだった。TOEICも募集要項にある点数を満たしていたし。「これだけやってきた」という自信があったんですね。 グラホには英語力が必要 だけど、就職をしたのは外資系エアライン。ナメてはいけません。英語が母国語の国の会社ではないとか、そんなの関係ないんです。配布された教育資料は英語! もちろん日本語のものも一部あったけれど、まずそこで心がポッキリ。だって、エアライン専門用語を含め英語でバーッと書かれているんですよ? 目のチカチカが止まりません。  フライト前後のオフィスにスタッフがいない時間、たまたま出た電話は英語のネイティブスピーカーからで、便名やらビザについてやらかろうじて聞き取れたけれど、はたして合っていたのか(途中で先輩に変わりました)……。ビジネス英語ハンパないです
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美人で怖い先輩たち
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