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ゾッ…自転車への「あおり運転」が怖い。スピードを落とさずに車が後ろから

 近頃「あおり運転」が問題になっています。
自動車のハンドルを持つ手

写真はイメージです(以下同じ)

 連日ニュース番組で報道されていた、車をバイクに追突させ男子大学生を死亡させた事件のドライブレコーダーの生々しい動画を見て、恐怖を感じた方も多いのではないでしょうか?  あおり運転といえば、一般的に車対車、もしくは車対バイクのイメージが強いですが、自転車に対して行われる場合もあるようです。今回は、実際に自転車へのあおり運転に遭遇した人に話を聞いてみました。

全くスピードを落とさず近づいてきた自動車

 S子さん(36歳・イラストレーター)は、まだ明るい夕方16時頃に、自転車に乗って近所の車1台通るのがやっとな狭い道路を走っていました。 「いつものように、ゆっくりと道路の端を走っていたら…急に後ろからエンジン音がしたので振り返ると、車が“バーーッ”とクラクションを鳴らしながら全くスピードを落とさず近づいてきたんです」 自転車へのあおり運転「このままだと追突される!」と身の危険を感じたS子さんは、あわてて横道に入ろうとハンドルを切りました。 「するとあせってハンドルを切り過ぎてしまって、タイヤが横滑りしてしまいそのまま転倒ですよ。しばらくショックと身体の痛みで起き上がれませんでしたね」  車はあっという間に凄いスピードで走り去っていきました。S子さんはしばらく倒れたまま動けなかったので、どんな車だったかほとんど見る事が出来ませんでしたし、どんな人が乗っていたのかも分かりませんでしたが…。

逃げ場のない中あおられる恐怖

「これって今、話題になっている“あおり運転”なのかな? と思いました。横道にそれる以外逃げ場のない中、後ろからスピードを上げてあおられるのは本当に怖かったです」  右手をけがしてしまったS子さんは、血をボタボタとたらしながら帰り、部屋に入るために鍵を出そうとしたらバッグが血塗れになってしまったそう。 「小指の第2関節あたりがえぐれてしまってかなり痛かったです。急いで応急処置を済ませると、泣きながらマンションのエントランスや廊下にたれた血を掃除しにいきましたよ」
ケガから2日後の状態。出血は止まったが、かなり痛みが強いとのこと

ケガから2日後の状態。出血は止まったが、かなり痛みが強いとのこと

 通り慣れたいつもの道路でこんな目に遭うなんて、思ってもいなかったS子さん。 「今までは後ろから車が来ても、ゆっくりと距離をとって走ってくれていましたし…あおられた事なんて1度もなかったので安心しきっていたんですよ。でも、あんな恐ろしい運転をする人もいるんですね…本当にゾッとしました」  これからは遠回りになってしまっても、なるべく狭い道路は避けようと心に決めたそう。 「仕事で絵を描く時や、お風呂に入ると手が痛くて…その度にあおられた恐怖を思い出します。あおり運転するドライバーがいなくなるのが一番いいと思いますが…私自身も出来る危険回避はしていこうと思います」  ひどい目にあってしまったS子さんが、近所に住む友人F美さん(32歳・書店員)にこのことを話したところ、「そういえば、あれも“あおり運転”だったのかもしれない…」と最近目撃したある出来事を話してくれました。
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自転車に乗った高校生らしき少女が中年男性に……
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