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「彼氏にダマされてた…」偶然見たYoutuber動画で知った事実とは?

彼を問い詰めると、車を人通りの無い路地に停車

「えっ? って感じで頭が混乱してしばらく状況が飲み込めませんでしたね…まさか久々に出来た彼氏が、実は子持ちの妻帯者だったなんて思わないですよ」  ですが、ずっとダマされていたという事実を飲み込むと怒りが込み上げ…気がつくとLINEでAさんを呼び出してました。 「何も知らないAは車で私をピックアップすると走りだしました。私は開口一番『女の子生まれたんだってね、おめでとう。新婚生活はどんな感じ? 幸せ?』と、にっこり笑いながら言ってやりました」  すると、ビクッとしたAさんは黙ったまま車を走らせたそう。 車内「ねぇ、黙ってないで何とか言いなさいよ! だましやがって! とAの肩をつかむと…やっと『危ないから止めて』と言葉を発しましたね」  いつのまにか人通りの無い路地に着くと車を停めるAさん。

「捨て犬ってこんな気持ちなんだろうな」

「車から降りたAは、私の事を力ずくで引きずり下ろすと猛スピードで走り去っていったんですよ…信じられます? 捨て犬ってこんな気持ちなんだろうなと思いました」  とりあえずスマホで位置情報を確認する瑞穂さん。 「近くにバス停があったのでそこからバスに乗り、近くの駅まで行って無事に帰って来れましたが…なんで今まであんなヤツの言う事を信じていたんだろ?と悔しくて涙が止まらなかったです」  彼に仕返しも考えましたが…何をしても虚(むな)しいだけのような気がして結局何もしなかったそう。 「Aの事なんて早く忘れて、新しい彼氏を作った方がいいに決まってると思いまして。そりゃまだAを思い出す度に腹わたが煮えくりかえる思いですよ?でも、そんなの時間の無駄なので本当に早く忘れたいですね」 「でも、私も悲惨ですが…Aの奥さんや子供もかなり可哀想ですよね」とため息をつく瑞穂さんなのでした。 <文&イラスト/鈴木詩子> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
鈴木詩子
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop
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