インフルエンザ、花粉症のカギは“鼻の奥”にあった。口呼吸に要注意
鼻全体を洗い流す「鼻うがい」を毎日行う
首の後ろを「湯たんぽ」で温めると、上咽頭炎の症状が軽くなる
首は体温を守るうえで重要なポイントです。特に首の後ろを温めると、のど周辺の血流が整い、上咽頭のうっ血が解消します。家庭で使っている湯たんぽ(ゴム素材のもの)をタオルなどで包んで、首の後ろに当てて仰向けに寝るだけです。5分ほどで鼻通りが解消され、リラックス効果も得られます。また、首は日頃から冷やさないことが大切です。
より効果を得るなら、病院で「上咽頭擦過療法」をするのがオススメ!
自分が慢性上咽頭炎ではないか、もしそうならすぐにでも治したいですよね。第一選択治療として推奨されているのが、「上咽頭擦過療法(EAT、Bスポット療法)」です。これは0.5~1%の塩化亜鉛の溶液をしみこませた鼻綿棒を鼻から、咽頭捲綿子をのどから直接入れて、上咽頭をこするという治療法です。
「強い炎症があるとかなりの痛みを感じますが、炎症を抑える効果は非常に高いため、症状の改善は驚くほど早いのが特徴です。もちろん症状によっては何度か行う必要があります」
堀田医師のクリニックでもこの治療を行っているほか、全国の医療機関でも上咽頭擦過療法が受けられます。医療機関リストは、『慢性上咽頭炎を治せば不調が消える』にも掲載されています。
インフルエンザ、花粉症からうまく逃れるために、今のうちに対策しておくのが大切と言えるでしょう。
<文/女子SPA!編集部>
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